2023年6月

【セミナー参加者の感想】伝わる力を育てるコミュニケーション


6月はオンラインセミナー
『伝わる力を育てるコミュニケーション』を開催しました。

全員でお話を聞き合い、共有しながら
「伝わる力」について考える時間となりました。

「伝わる」ということの土台は何か?
お伝えする機会をこれからもつくっていきたいです。

参加の皆さまの感想をご紹介します。
……………………………………………………………………………………………………………………
☆参加者も含め、全員で共有できてとても良かった。
堅苦しい感じではなく、悩みなども話せて気持ちが軽くなりました。充実感を感じました。
今日はありがとうございました。

☆看護師としての経験年数を重ね、今まで自分が何となくしてきた言動が意味のあったものであったと気づかせてもらえました。自信にもつながりました。
今回学んだことをスタッフにも伝えていきたいです。コミュニケーションが円滑に行え、働きやすい職場作りを目指していきます!
また、セミナーに参加させていただきたいと思っています。よろしくお願いします。

☆相手に伝わるためのコミュニケーションの手順、相手との関係性のつくりかたなど具体的なことが分かった。

☆他人を理解したつもりにならないように気をつけようと思いました

☆日常的にどんな情報を送っているか?普段からポジティブなコミュニケーションをとり、良い関係性を築けるか?順番としても、関係性をつくるところからスタートすることなど、「関係性」という言葉が印象に残りました。

☆コミュニケーションには事前準備が必要だと言うことや、他者のコミュニケーションスタイルを実際知ることができて、コミュニケーションはうまくいかなくて当然で、どちらが悪いとかではなくお互い配慮あってこそうまくいくのかなと考えることができました。
自身のコミュニケーションスタイルを改めて見つめるきっかけになりました。意図したことが伝わらなくても、受け取る側次第なところもあり、次のアプローチを考えると良いと聞き、気持ちも少し楽になりました。

……………………………………………………………………………………………………………………

ご参加ありがとうございました!


両方を受けとめる


美容師さんとの雑談のなかで、興味深い話を聞きました。

ロングヘアの人が、ショートヘアにしてほしいと希望を伝えます。

美容師さんの話では
「ショートにすると決めて来ても、まだ迷ってる」人もいるそうです。

そういうときはどうするんですか?と尋ねると
「ちょっと迷ってるなと思ったら、まずは待って、少しずつ切る」
のだそうです。
いきなりバサッと短く切らないそうです。

「言っていること」と「表情や態度、その人全体」の両方を受けとめて
カットしていく美容師さんの姿が目に浮かびます。

「両方を受けとめる」
とても大事だと思いました。

たまに「言っていることとやっていることが違うやん!」
と相手の言動を批判的に見てしまうことはありませんか?

そんなとき、美容師さんのように
「言っていること」と「やっていること」の両方を受けとめて
自分のかかわりを考えるのもひとつだと思います。

相手に迷いがあって言動が一致していないのなら
「迷う」を「考える」になるようにかかわります。

かかわりのポイントは
「相手をよく見て、相手の未来を見る」ことです!

「よく見る」には、「両方を受けとめる」も含まれます。


銀行の新人さん


銀行に行ったときのことです。
窓口の担当者は、新人さんなのか業務に慣れていない感じでした。
私の手続き中、何度も先輩に確認に行きます。
いろんなところで引っかかりながらも、がんばっていました。

1週間後、その銀行に別の手続きで行ったとき、
窓口担当は、また前回の新人さんでした。

新人さんが、私のことを覚えてくれていたのも嬉しかったのですが、
それ以上に嬉しかったのは、1週間前と同じ人物だとは思えないほど
その新人さんがきびきびと動けるようになっていたことです。
仕事のスピードが上がっていて、先輩への確認のポイントも
絞られているのが見てとれました。
1週間前は、自信がないのか声も小さく聴き取りにくかったのですが、
1週間後の今回は、声もよく出ていて表情も明るく、別人のようでした。

1週間でこんなにも成長するんだ!と若い人の可能性を実感した
気持ちが晴れ晴れとする体験でした。


Top