2006年8月

ほぼ日 谷川俊太郎質問箱


私のお気に入りメガサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で、
これまた私のお気に入り詩人・谷川俊太郎の夏休み特別企画がありました。
http://www.1101.com/shitsumonbako/index.html
一般人のさまざまな質問に、谷川俊太郎が答えるというものです。
質問七の“怒られてる時”と質問十の“人間は臭い”という質問には、
現代を象徴するような乾いた人間関係を感ぜずにはいられません。
谷川俊太郎の回答は、さすがだな~と思います。
乾いた質問をする人の乾いた心に、届いてほしいものです。
質問四は“おじいちゃん、おばあちゃん”への優しさが詰まった質問。
詩人の回答には、生身の人間のあたたかさを感じます。
ゴールデンウイーク版も読んでみてください。


うれしかったこと


ちょっとした出会いから、コーチング・セミナーを先週末開催させていただきました。
セミナー終了後、サプライズでうれしいものをいただきました。
参加者のみなさんが、私あてに、一言ずつ寄せ書きしてくれたお手製の「サンクス・カード」です。
みなさんからのあたたかいメッセージ。
うれしい気持ちでいっぱいになりました。
ありがとうございました。
これからも、人とのつながりを、ひとつひとつ大切に、ていねいに、重ねていきたいと思います。


プールでも海でも


お盆は、和歌山に帰省しました。
地元の友人達、そして彼女達の子供達と、2,3年ぶりの再会。
友達の家でお昼を食べながら、地元ニュースや同級生の近況を聞いたりと、
楽しい時間を過ごしました。
海に泳ぎに行くことになりました。
5歳の男の子が、
「絶対プールに行く!昨日海に行ったから、今日はプール!」
大粒の汗とともに、大粒の涙を流しています。
すったもんだしながら、海へ。
男の子は、おおはしゃぎ。
さっきまであんなに泣いていたのに、今はこぼれんばかりの笑顔。
海と同じように、キラキラ輝いています。
私が大切にしていることを、子供達はごくごく普通に体現します。
子供は、プールのことなんかすっかり忘れて、海で遊ぶことを楽しんでいる。
子供は、今を楽んでいる。
その瞬間、そのこと以外、頭にない。
その時、その瞬間を生きている。
私達おとなは、楽しいことをしていても、別のことが頭にあったり、
この瞬間を楽しんでいいのだろうか?と心底楽しんでいなかったり。
それに、明日の悩みまで、今日悩むことないじゃない。
子供から教えられること、たくさんありますよね。


沖縄へのイントロダクション


今月末に沖縄旅行を計画しています。
「ここは美味しいから、ぜひ行ってみて」
知人おすすめの琉球料理のお店に予約の電話を入れました。
飲食店の予約って、日時と人数、名前、電話番号を伝えるくらいで、あっという間に終了。
いつもこんな感じです。
このお店の女主人は、「頂戴した電話ですみませんが」と断りを入れてから
お店のこと、料理のことなど、丁寧に話してくれました。
その後、私のことも聞かれたのですが、抵抗感なく話すことができました。
ほんの6,7分の会話。
心地よい、あったかい会話。
沖縄へのイントロダクション。
すでに沖縄への旅がはじまっているようです。


世界遺産 興福寺



仕事の関係で奈良へ。
せっかくなので、帰りに奈良公園を散策。
興福寺は世界遺産に指定されているのですね。
はじめて知りました。遅いですか・・・。
台風の影響で曇り空をバックにした興福寺も
なかなか風情があります。
やはりお寺は落ち着きます。
当時の日本人も、私と同じように眺めたのでしょうね。
デジカメは持っていなかったけれど。


ティッシュペーパーの枚数


スーパーで買い物。ティッシュペーパーがいつもの特売よりも安かったので購入。
家に帰って、買い置き分のティッシュケースを見ると、あれっ?枚数が違う。
買い置き分は1箱320枚(160組)。今日の特売分は1箱300枚(150組)。
以前、友人がティッシュペーパーの枚数が違うと言っていました。
その時は、そんなケチくさいことを・・・と思ったけれど、自分が枚数のことを知らずに買ってしまうと、
ちょっと騙された気分です。勝手なもんです。
何枚入り○○円と表示しているのを見たことないような。。。
値段で買うと損をするかも。これからは枚数も要チェックです。
これを読んだ人、何をケチくさいことを・・・って思うだろうな。


アサーティブなコミュニケーション


「アサーティブ」とは、自分らしく自己主張すること、自己表現することです。
アサーティブなコミュニケーションについて、もう少し学びを深めておきたいと思い、
アサーティブ・ジャパンhttp://www.assertive.org/の基礎講座を受講しました。
アサーティブネスが必要とされる職場や環境が増えているようで、アサーティブなコミュニケーションを
扱う研修の依頼も入ってきたりと、それも受講のきっかけのひとつです。
今回のアサーティブ・トレーニングで、いちばんよかったのは、ロールプレイでした。
私はコーチなので、日常でもけっこう率直に相手に伝えることができていると思っていました。
しかし、実はそうではない、ということがロールプレイで実証されてしまいました!
少しばかりショックでした。
ロールプレイの相手役は本人ではないのに、気をつかって、なかなか率直に伝えられないのです。
フィードバックをもらうことで、1回目より2回目、2回目より3回目、と上達していきます。
今まで体験した数々のロールプレイの中でも、実践しやすくできていると感じました。
「誠実に、率直に、対等に、そして自己責任のもとに」・・・このことを心の中で思っているだけでは、
相手に自分が伝えたいことはうまく伝わりません。
この4つを行動レベルに表すことではじめて、相手に自分の思いが伝わります。
その人の真剣さが伝わります。
その人の持っている芯みたいなものが伝わります。
いい加減にコミュニケーションしていると、いい加減な人間になってしまい、
いい加減な人しか周りにいない、なんてことになりかねないなと思ったりもしました。
コミュニケーションの大切さをさらに実感。
と同時に、コミュニケーションにおけるコーチングの役割の重要性も実感しました。


日本人のモラル


今晩のNHKクローズアップ現代は、『日本人のモラル崩壊』がテーマでした。
高速の料金所でお金を払わないでETC専用ゲートを突破する。
コンビニや道の駅のゴミ箱に家庭ゴミを捨てる。
図書館の本に、自分の教科書のように書き込む、ラインを引く。
挙句の果てには、所どころ切り取られています。
ゴミを捨てているのも、60代のいい歳をした大人が、です。
当然の権利のように逆ギレ気味に話しているのには、怒りとともに悲しい気持ちになりました。
さらに驚いたのは、小学校の給食費の滞納。
家計が苦しくて払えないわけではないのです。
新車を買うお金はあるのです。
夫婦でパチンコに興じるお金はあるのです。
あさましい、心の貧しい人間がいるのです。
こんな家庭に育つ子供は将来どうなるのでしょう?
大人になって、我が子の給食費をきちんと払うのでしょうか?とても不安です。
他人のモノは自分のモノ。注意されたら、キレる・暴行。
自分のモノは自分だけのモノ。侵害されたら権利を主張。
私たち日本人は、どこに向かっているのでしょう。


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