2013年
19年間よく生きた
数日前、実家の愛犬が天に召されました。
阪神淡路大震災と同じ年の1月1日生まれのトイ・プードルでした。
19年間よく生きた、と思います。
最後のほうは、両親も介護が大変だったようですが
暮れの慌ただしくなる前に、決めていたかのように逝きました。
子犬だった頃のこと
ハツラツと元気に駆け回っていた頃のこと
足がふらつくようになってきた頃のこと
いろんな思い出がよみがえってきます。
19年間、私たち家族と一緒にいてくれて、ありがとう。
両親のそばにいてくれて、ありがとう。
何かを成し得なくても、日々生きる、それでけでいい。
それだけで、誰かを幸せにしている。
大切なことをを教えてくれた愛犬でした。
これからも、私たちを見守っていてね。
じゃあ、またね。ルル!
医療現場の教育担当者対象:コーチング研修~コーチングは心~
先日、ある医療法人様の教育担当者のためのコーチング研修を担当させていただきました。
コーチング研修は、スキル(技術)研修と呼ばれることも多く
実際に、手法を教える研修が大半です。
アルファリレーションが行うコーチング研修は、
「心」をいちばん大切にしています。
「コーチングは心」で、するもの。
このメッセージに、
今回の研修でも共感してくださる受講者がたくさんいらっしゃいました。
「技術」と呼ぶことに、なんとなく違和感を持っておられる方には
感覚的・身体的に、ご理解いただけたように思います。
相手に心をもって関わってこそ、技術が活かされます。
コーチングを難しいと思ってしまうのは
「技術」として扱おうとするからだと思います。
「コーチングは技術ではないと思ったら、出来そうです」
という受講者の声も頂戴しました。
研修のなかでは、コーチングをただ技術として人に関わると
実際に、どういうことが起きるのかもお伝えしています。
「技術」で人と関わるのではなく、「心」で人と関わる。
これからも関わる方々に、「心」を込めて伝えてまいります!
組織風土・職場づくりのための研修
12月は、研修の締めくくりの月でもありました。
ある総合病院では、組織風土・職場づくりのための研修を2本立てで
半年間に渡って、担当させていただきました。
2本のそれぞれ対象者の違った研修を連動するように構成して
半年間行ってきました。
研修は生ものでもありますので、当初構想していた内容通りではなく
微調整しながら進めてきました。
風土改革・職場づくりの「きっかけ」となるよう 一石を投じる役目の研修の
最終回を無事に迎えることができました。
2014年、受講者の皆さまのさらなるご活躍をお祈り申し上げます!
医療者のための「接遇とクレーム対応の基本」
先週末は、大阪市内病院施設の集合での研修
『接遇とクレーム対応の基本』を担当しました。
参加の皆さん同士のコミュニケーションを交えながら
患者さんとより良好な関係をつくるための「意識」や「姿勢」を
学んでいただきました。
皆さん、初対面にもかかわらず、すぐに打ち解けて話す様子を拝見し
日常でのコミュニケーションの良さを実感しました。
さすがだなと思いました。
今回は、参加者の配布資料の中に入れていなかった
パワポのシートの最後の言葉が、皆さんの心に残ったのでしょうか
研修終了後、そのシートを撮影させてほしいと何名もの方が
携帯カメラで撮影しておられました。
初めての体験だったので、少し驚きました。
でも、素直に嬉しかったです。
終了後は、病院中庭のクリスマス・イルミネーションで
温かい気分になって、帰路に着きました。
三色彩道
紅葉の季節です。
毎年どこか1か所は、紅葉を見に行きたいと思っています。
今年は、阪急の北千里駅からすぐの「三色彩道」の紅葉を訪れました。
赤色・黄色・緑色が、きれいに混ざり合った紅葉です。
晴天にも恵まれ、ゆっくりとのどかな散歩を楽しみました。
紅葉した樹々に、エネルギーを分けてもらって、気分もリフレッシュです!
さあ、がんばるぞー!!
研修の相乗効果 ~メールでの実践サポート
アルファリレーションのコーチング研修やコミュニケーション研修では
研修だけでなく、メールでの実践サポートも行っています。
研修内で体感したことや気づきなどをもとに
研修受講者が、日常で各自、実践していただくよう、実践しやすいように
研修自体を構成しています。
そして、実践することで気づいたこと、得たこと、心の変化などを
メールで報告していただきます。
メールで報告する意義は、3つあります。
○ 実践への意識のアンテナが立つ
○ 自分のなかにあるものを、文字で外に出すことで、再認識できる
○ コーチとのメールのやり取りで、気づきをさらに深めることができる
また、研修では、コーチ(講師)は受講者おひとりお一人にじゅうぶん関わる時間を持てませんが
メールサポートでは、文字での関わりですが、おひとりお一人としっかり関わることができます。
よって、研修自体も深まり、受講者各自での実践もさらに深まる、という相乗効果もあります。
「研修」プラス「実践サポート」で、研修の目的に合ったより良いサポートを実現しています。
写真展その後、ゆっくりと深呼吸する
先日、友人に誘われて、友人の友だちの写真展に行ってきました。
写真展は、とても雰囲気の良い、ランチの美味しいカフェで開催されていました。
太陽の下での自然が感じられる
気持ちの良い写真が勢ぞろいしていました。
写真家の彼も、彼の写す写真と同じように
あたたかさと優しさが、滲み出ているような人柄で
楽しくお話しさせていただきました。
いつも写真展に行くと、私の場合
観たそのときの印象が強いことが多いのですが
今回は、そのときの印象よりも、その場を離れてからのほうが
一枚一枚の写真が、じっくり、鮮明に思い出されます。
そして、何よりも
写真を思い出して、私の心と身体が、ゆっくりと深呼吸しているのを感じるのです。
新鮮な空気が、心と身体に行き渡るのが分かるのです。
なんだか不思議な感覚です。
夏のハードスケジュールが少し落ち着いて
心も身体も、ゆっくりしたがっているのかなと思いました。
もう少しだけ、ゆっくりしようっと。
もう少しが、いつまでも・・・にならない程度に。
どう向き合うか?
仕事では、医療に従事する方々とかかわる機会が多くあります。
どんな仕事でもそうですが
答えがひとつでない、明確な正解のない状況が、たくさんあります。
そんな状況とどう向き合っていくか?
自分自身が、どのように向き合うかを
否応なしに問われます。
「いのち」を目の前にした医療者は
状況とどう向き合うか?
自分とどう向き合うか?
問いかけられる瞬間が、たくさんあるのを感じます。
とても難しいけれど、難しいからと言って
放っておけるものでもありません。
答えが出なくても
正解がなくても
「考える」
医療者のその「考える」姿勢に
真剣に考えるその姿に
私は、いつも心打たれます。
だから、私も、医療に従事する方々が
より良くなるためのサポートを
懸命に考えます。
これからも、考え続けていきます。
走り続けた半年間
この半年間を、ひと言で表すと
「走り続けた」半年間でした。
仕事に打ち込んできた半年間でした。
仕事が、楽しくて楽しくて
がんばれる。
もっともっとできることがある!
やりがいを感じます。
ここに来て
気力はあっても、身体がついてこない・・・
ということを身を持って知りました。
なので、今週はペースダウン。
仕事もひと段落した今
少しゆっくりゆったり過ごしています。
「動く」と「休む」
「心」と「身体」
何事も、バランスが大切ですね。
バランスを取るためには
バランスが取れていない状態を知ること。
結局は、体験してみないと分からないんですよね。
走ったり、歩いたり、止まったり…
ほんと、やってみないと分からないんですよね~、これが(笑)
河井寛次郎 ~眼で聴き 耳で視る~
ずっと行きたいと思っていながら、なかなか休みが取れず
会期終了間近の先日、やっと行ってきました。
河井寛次郎記念館40周年記念
『河井寛次郎の陶芸 ~科学者の眼と詩人の心~』
http://www.kanjiro.jp/information/memorial40th/
自宅からそう遠くない 東大阪市民美術センターで
9月1日(明日)まで開催されいています。
以前から、河井寛次郎の作品が好きで、京都・五条の記念館も数回訪れました。
自宅を記念館として公開しているので
河井寛次郎の暮らしや仕事を感じられる場所です。
ゆっくりしたくなる気持ちのよい場所でもあります。
今回は、たくさんの作品を見ることができて大満足でした。
陶芸作品も大好きなのですが
寛次郎の言葉も心に響くものがあります。
今回は、書も展示されていて
とても魅かれる作品がありました。
71歳の頃の作品で
眼 聴 耳 視
と書かれています。
「眼で聴き 耳で視る」
解説には
「眼で見て、耳で聴くのではなく
眼で聴いて、耳で視よ、という。
これはすなわち、視覚や聴覚が大事なのではなく
心で感じることこそが肝要なのである、ということであろう」
私も、いろんなことを、心で感じていきたいです。
寛次郎のように、心で感じたことを
もっともっと表現できるようになりたいです。
道のりは長くなりそうですが
一歩踏み出さないことには、何事も始まりませんよね!