2014年4月

【参加者の感想】医療者のための こころの余裕を持つメンタル・コーチング


先週末の4月26日(土)は、医療者のための~スタッフ指導に活かす~
「こころの余裕を持つメンタル・コーチングセミナー」を開催しました。

ほとんどの方が、初対面でしたが、ご自身のことや体験、思ったこと、感じたことを
誰からともなく全員が、自然に語ってくださり、全体の場の余裕と、おひとりお一人の余裕が感じられる
印象的なセミナーとなりました。

こころの余裕を持つことから得られる「医療者として、大切にしてほしいもの」もお伝えし、
しっかり受け取っていただけたのを感じました。

皆さまのこころの余裕あるご活躍をお祈りしています!

以下、ご参加の皆さまの感想です。

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○受講者の話すペースを待つことや、自分の考えをまとめる ゆったりとした雰囲気で落ち着いて(リラックスして)受けることができた。周囲の状況や相手に対する自分のとらえ方が影響して行動に出ていると感じることができた。
今まで極力自分の感情を抑えて、逆に冷たく見られることがあった。そんな自分の様子や気持ちをまず受け止めて行動するようにしたい。
自分をオープンにすることも大切だと思った。

(M.Y様 40代女性・看護師)

 

○ゆっくりと具体的な例を出しながら進めてくださり、わかりやすかったです。また、ディスカッションしたり、他の方の意見や考えを聞くことができてよかったです。
いったん相手の考えを受けとめる・・・それができていないと思いました。相手に嫌味なことを言われても、それを自分がそう思っているだけと捉えることができていないので、そういう考えを持ってみようと思いました。

(O.K様 30代女性・看護師)

 

○自分が心の余裕を持つことで、相手にも心の余裕を与える相乗効果があることに気づきました。
指導者として、相手のリズム(感情)に気づかせていくことも必要なのかなと思いました。
自分も同じように気づくこと、相手も気づくことで、両方に心のゆとりが充実したものになると思います。

(K.M様 40代女性・看護師)

 

○「えっ!! もう終わり~!?」と思うくらい、あっという間で、まとまった構成でした。楽しくたくさんの気づきがありました。
こころに余裕がある「振り」をしていたことに気づきました。本当の心の余裕を持てる気がします。
自分を振り返る時間で、まさに心の余裕を感じることが出来たすてきな時間でした。

(N.M様 40代女性・歯科衛生士)

 

○わりとモヤモヤしたものを抱えていない状態で参加したのですが、さらに、くもりが晴れたようなすっきりした感じがあります。
まずは、笑顔、あいさつ。幸せの伝達は、自らが発信者となっていこう(そうできたらステキだな)と思うのでしていきたいです。

(N.M様 30代女性・看護師)

 

○振り返りができ、自分でも気づいていない自分の行動を知ることができました。
「自分がそう受けとめているだけ」を取り入れて、スタッフに対応します。
今回は、上司から勧められて参加しました。自分を振り返る良い時間を持てました。自宅で一人で振り返っても落ち込むだけです。

(Y.K様 40代女性・看護師)

 

○何となく気持ちがやわらいだように思いました。“ひと呼吸”が大切で、でも、なかなかできていない自分に気づきました。
まずは、“受けとめる”ことから始めてみたいです。
ざっくばらんな感じで楽しかったです。人生楽しく生きたいです。

(K.K 40代女性・看護師)

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こころの余裕を持つメンタル・コーチングセミナー


ご好評のうちに終了しました。ありがとうございます。
~医療者のための スタッフ指導に活かす~
◆◆ こころの余裕を持つメンタル・コーチングセミナー ◆◆

スタッフ指導や教育では、その人の持つ能力や良さが発揮されるような関わりをしたいと考えます。
しかし、実際には、能力や良さを引き出すような関わりや支援が難しいと感じることがあります。

そんなとき、私たちは、スタッフに何が起きているのか?と相手に焦点を当てがちですが、
大きく作用するのは、指導する側のあなた自身に何が起きているのか?なのです。

そこで重要な鍵となるのが、こころの余裕です。

こころに余裕のあるときは、何事もうまくいくことが多いですが、
イライラして余裕のない状態では、なかなかうまくいきません。
あたなが「どのように指導するか」の前に、「どのようなこころの状態でいるか」が、
スタッフを支援するための、スタッフの成長の鍵となります。

さあ新年度のスタートは、こころの余裕を持って、あなた自身がイキイキと楽しく
スタッフと関わるこころの土台をしっかりつくっておきましょう!

指導のためだけでなく、余裕を持って仕事をしたい方、
職場や家庭でより良好な人間関係つくりたい方にもおすすめのセミナーです。

【内 容】
★そもそも『こころの余裕』とは  ★こころの余裕を生み出す考え方と視点
★こころの余裕がもたらすもの   ★セルフ・メンタルコーチング

日 時  2014年4月26日(土) 10:00~12:00 (9:45開場)
参加費   3,500円
会 場   総合生涯学習センター 第8会議室
大阪駅前第2ビル5階 地下鉄御堂筋線・梅田/四つ橋線・西梅田/谷町線・東梅田
JR大阪駅・東西線北新地駅/阪神・梅田駅/阪急・梅田駅
定 員   25名 (定員になり次第締め切り)
お申し込み セミナー予約フォームからお申込みください
※後ほど、メールにて参加費のお振込先をご連絡いたします
※お振込みをもってお申込完了とさせていただきます


こころの余裕を持つ


昨年、ある総合病院では
50名弱の看護師長さんと副看護師長さんの個人コーチングや個別のメール・サポートを
担当させていただきました。

半年間の研修と組み合わせて実施した個人コーチングや個別メールを通して
お一人おひとりの声を直接聴くなかで、何度もやり取りするなかで、
キーワードらしきものが浮かんできました。

それは、「こころの余裕」です。

この病院の看護師さんたちに、こころの余裕がない、と言っているのではなく
多数の看護師長・副看護師長との関わっていくうちに
こころの余裕は、仕事の質や人間関係に深く大きく影響を与えるものだと再認識したからです。

「こころの余裕を持つ」ことは、とても大事なことですが、
どの病院でも、なかなか研修目標にはなりずらいテーマでもあります。

研修ではメインで扱われにくいテーマだからこそ、仕事や人間関係を乗せる大切な土台だからこそ
「こころの余裕」をテーマに、今回、セミナーを主催することにしました。

仕事が忙しいと余裕がなくなる、と私たちはよく言います。

「余裕がない~、ない~」と言うだけで、余裕をつくろうと意識する人は、ほとんどいません。

ただ単に、仕事に巻き込まれて、仕事量に左右されるバランスの悪い状態を
野放しにしているということです。

こころの余裕を持つことは、仕事や人間関係の質を高めるための土台です。
それは、自分で磨いていくことができます。

このセミナーを、こころの余裕を持つきっかけにしていただければと思っています。

ご興味のある方は、セミナーの詳細をご覧ください。
4月26日(土)開催 医療者のためのスタッフ指導に活かす『こころの余裕を持つメンタル・コーチングセミナー』


ひと言添えて


今日は、ある営業スタッフがやって来る日でした。

渋滞にはまって、約束の時間に遅れるとの連絡が入りました。

その時、私は
「お気をつけてお越しくださいね」
ひと言添えて電話を置きました。

無事に到着した営業スタッフの方は、最近関西に引っ越して来られたそうで
「関西の人は、皆さん優しいですね」とおっしゃっていました。

「道を尋ねれば、その先の先まで案内してくれます。
それに、今日も時間に遅れる私に、“気をつけてお越しください”と言ってくれましたよね。
私の育った土地では、なかったことです」
と話しておられました。

私は、意識して「お気をつけて~」と言ったという感覚はなく
「渋滞にはまって焦ってるかもしれないな。焦って事故に遭わないでほしいな」
という気持ちから出てきた言葉だと思います。

相手のことをおもんばかって、ひと言添える、ひと言伝えることは
思いのほか、大事なことだと感じました。

この営業スタッフの方とは初対面でしたが、スムーズに話せたように思います。

相手の立場に立ったひと言や行動が、良い関係をつくる一助となるのを実感しました。

些細なことだけれど、とても大切なことでもあります。

ひと言添えることは、「こころの余裕を持つ」ことにもつながります。

☆★☆ご案内☆★☆
4月26日(土)『こころの余裕を持つメンタルコーチング・セミナー』開催します。
参加受付中です!

☆★☆『ひと言添えて』 別ヴァージョンもご覧ください!http://blog.livedoor.jp/saidane/archives/37548233.html


伝わっていない・伝えていない


先週末は、ささえあい医療人権センターCOML の患者塾に参加しました。

『パーソナリティ障害って何だろう?』をテーマに
精神科医の松本一生さんのお話を伺いました。

支援する側のコミュニケーションの取り方として
「限界を設定」し、相手に「~~されると私も傷つく、辛い」
としっかり伝えることの重要性をあらためて実感しました。

自身の仕事と重ね合わせてみると、今年度は、医療者対象の研修でも
アサーション(自分も相手も大切にした自己表現)のご依頼が昨年度よりも増えています。

「伝えたいことを伝わるように伝えたい」組織や人が増えている表れであり、
裏を返せば、伝えたいことが伝わっていない、伝えたいことを伝えていない、
ということでもあります。

やはり、日常で意識して伝えたり
その前段階として、研修などでトレーニングすることも大事だと思います。


精神の美しさ


桜が一斉に花開き、満開を迎えています。

いつもより外を歩く人の数が、増えているように感じます。
それに、歩く人の目線が、いつもより高いところに向いているようにも感じます。
やはり「サクラ」効果でしょうか(笑)

日本人は、桜が好きですね。
そういう私も大好きです。

桜の花言葉って、何だろう?
気になって検索してみました。

桜の花言葉には、「精神の美しさ」、「心の美」というのがありました。

「精神の美しさ」

私たち日本人が、どうしてこんなにも桜に魅了されるのか
その理由が分かる気がする、しっくりくる花言葉です。

さあ、いよいよ新年度が始まりました。

きれいな心でいることを常に心掛ける、意識する一年にしたいです。

2014桜


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