2005年7月

車窓から花火


昨晩、東京から大阪へ戻る新幹線の車窓から、大きな花火を2ヶ所で見ることができました。
名古屋あたりと滋賀あたりだったと思います。
花火大会のシーズンですね。
全国何ヶ所ぐらいで、今夜、花火が上がっているのだろう?
全国で今この瞬間、何人の人が夏の夜空に打ち上げられる花火をを見上げているのだろう?
なんて、どうでもよいことを考えながら、車窓から花火を眺めていました。
それから、目を閉じて、子供の頃の夏休み、家の庭先で火をつけた線香花火の匂いを思い出しました。


高校生のお昼寝


先日、高校生の睡眠不足が深刻だ、という新聞記事を読みました。
メールや深夜のコンビ二利用など、生活環境の変化が背景にあるようです。
私の生まれ育った和歌山にも今ではコンビニが普及していますが、
地元の国道沿いにローソンがはじめて出現した時は、地元の友人が
「和歌山にもローソンできた~!」興奮して話していました。
・・・話が逸れてしまいました。
私が高校生の頃は、メールもコンビニもありませんでした。
それでも、授業中、よく居眠りしていましたねー。
睡魔に襲われない日は無かったかも!?
今の高校生は、メールなど新しいツールが加わって、さらに睡眠時間が減り、
授業中、寝ている生徒が昔に比べてずっと多いということでしょうか。
新聞記事によると、福岡のある高校では、お昼休みにモーツァルトの音楽が校舎に流れ出し、
専用の教室で、机に伏せての「昼寝時間」に取り組んでいるとのこと。
確かに、10分程度、仮眠をとるだけでスッキリしますよね。
“キュッと寝て、スパッと起きる”お昼寝で、私もリフレッシュしています。
昼寝自体は、体にも良いし、問題とは思いません。
しかし、いまどきの高校生→メールや深夜のコンビニ利用→睡眠不足→
健康や学業への悪影響を及ぼす→学校で昼寝の時間を設ける。
本当にこれでいいのかな?と疑問に感じます。
他にも理由があるのかもしれませんが。
高校生なら、自己管理する方法を学ぶことも可能では?厳しいかな?
それじゃ思い切って、スペインやギリシャのように、日本中をシエスタにするとか。
社会人もランチの後は、ねむ~い。
話が脱線しまくりです・・・


スター・ウォーズのレイア姫


『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』、いよいよ明日公開ですね。
アナキンは、どんなふうにダークサイドに陥っていくのだろう?興味津々です。
『スター・ウォーズ』は、私の中の“お姫様”像を思い切り覆した映画でした。
子供の頃、童話などに出てくるお姫様と言えば、美しく、はかなげ・・・そんなイメージを持っていました。
スター・ウォーズに出てくるお姫様は、(当時の私には)美しくなく、パワフルすぎました。
ええーっ!この人がお姫様~???圧倒されてしまいました。
今、改めて見ると、キュートでとても魅力的なキャラクターです。
思い返してみると、童話に登場するお姫様も逞しかったような・・・。
子供の時は、子供の視点で見ていたのでしょうね。
子供の頃に観た映画や読んだ本を、大人になって観たり、読み直してみると、
まったく違う新しい発見がよくあります。
今年4月8日誕生のノルウェーのレイア王女は、スター・ウォーズの“レイア姫”にちなんで
命名されたそうです。
スター・ウォーズのレイア姫は、世界中の人々を魅了する存在なのですね。


ウィンブルドン女子決勝


昨晩、何気なくテレビをつけたら、ウィンブルドン・シングル女子決勝戦が中継されていました。
私のテニス歴は社会人になってから、テニススクールに2,3年通っていただけです。
中学・高校は、陸上部で走るのが大好きだったのですが、
今、走ったら、足がもつれて転んでしまうのではないかと心配です。
ということで、スポーツは、すっかり観戦するほうにまわってしまいました。
決勝戦を見ながら、スポーツは、身体能力や技術よりも、精神力のほうがはるかに重要だなと思いました。
最終的には、集中力の勝っているほうに、勝利の女神は微笑んでくれるのです。
ウィンブルドンの決勝戦ともなると、集中力の差も、極々わずかでしょう。
精神力にいろんな要素が絡んで結果が出る。
スポーツの世界だけじゃないですね。


クリント・イーストウッド



クリント・イーストウッドの映画『ミリオンダラー・ベイビー』を観に行ってきました。
イーストウッドがスクリーンに登場すると、懐かしさが一気に込み上げてきました。
小学生の頃からのファンです。
『荒野の用心棒』 『夕陽のガンマン』 『ダーティハリー』シリーズ 『ガントレット』 
『アルカトラズからの脱出』・・・言い出したらきりがありません。
テレビの洋画劇場で再放送を、わくわくしながら何度も見ました。
イーストウッドの姿を見て、子供の頃見た映像が、どーっと押し寄せてきました。
吹き替えの山田康夫のことまで思い出してしまいました。
最近のイーストウッドの他の作品で、こんなことなかったのに?どうしてだろう?
おそらく、『ミリオンダラー・ベイビー』には、
いい意味での当時の“古臭さ”が漂っていたからだと思います。
『スペース・カウボーイ』では、味わえない感情ですね(笑)。
監督としても、素晴らしい作品を残していますが、俳優クリント・イーストウッドに、
私としては頑張ってもらいたいです。
『ミリオンダラー・ベイビー』でのイーストウッドの枯れ具合は絶妙でした。
もちろん、役どころの枯れ具合です。
俳優として、監督として、さらなる進化を遂げてほしいです。
 


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