2017年

「考える」を考える


最近、考える力をもっと養いたいという気持ちが大きくなっています。

今の時代、ネットで何でも簡単に知ることができます。

ネットがなかった頃は

アアデモナイ~
コウデモナイ~

まずは、調べ方を考えます。

なかなかたどり着けなくて

アアデモナイ~
コウデモナイ~

アアデモ~、コウデモ~を
何度も繰り返して
知りたいことにやっとたどり着きました。

知りたいこととたどり着く先の間には
「考える」という作業がたくさんありました。

その「考える」が、「次の考える力」を養う
土台になっているのではないかと思います。

ネットは、本当に便利です。得る物がたくさんあります。

ただし、便利さと引き換えに失っているものもあると思います。

私は自分で「考える力」が、弱くなってきているような・・・
少しずつ少しずつ失っているような・・・

ネットに限らず、便利で快適な暮らしを手に入れることで
失くしているものもある・・・便利さと快適さを享受しながら
頭の片隅にいつも引っかかっています。

私は自分で考えることを大事にしたいです。

考えるのは楽ではないけれど。

「考えるを考える」からスタート!


2025年、陽気に笑っていたい!


先日、自転車に乗ろうとしたところか、降りようとしたところか、分からなかったのですが
高齢の女性がバランスを崩し自転車ごと倒れて、地面に頭を強く(ゴツンと)打ちつけたのを目撃しました。

私が駆け寄る前に、目の前にあった薬局のスタッフが出てきて、その女性に声をかけてくれたので
薬局の人にお任せしようとその場を去りました。

その数日後、銀行の前で、高齢のご夫婦が、二人とも転ぶのを目撃しました(共倒れです)。
お母さんがシルバーカーの向きを変えようとしたとき、バランスを崩して、お父さんに寄りかかり
お父さんもバランスを崩してそのまま転んで、お母さんも転倒してしまったのです。

そのとき、お母さんは、運悪く、銀行の花壇の角で頭を打ちつけてしまいました。
(何が凶器になるか分かりません)
先の高齢女性と同じように、ゴツンと大きな鈍い音がして、慌てて駆け寄りました。

お父さんは外傷は見当たりませんでした。
お母さんは頭をケガして血が出ていました。

ケガをしているので、救急車に来てもらったほうがよいと判断しました。
救急に電話するのは、初めてではなかったのですが、
「慌てない、慌てない」と心のなかで唱えながら応答しました。

救急車到着後、転倒したときの状況を伝えて、その場を後にしました。
大事に至らずに済んでいればよいのですが・・・

高齢になってくると、転倒など急な変化に、すぐ反応できない、
若いときのように、すぐに体が反応して、バランスをとったり、手や腕で頭を守ったり
できなくて、無防備に倒れるのを連続して目の当たりにしました。

高齢化が進むと、もっとこのような事態に出くわすことになるだろう、
屋内でも転倒する人が多いのだろうと想像できます。

団塊の世代が、75歳以上の後期高齢者となる2025年の社会を
最近ずっと想像しています。

当たり前のことですが、2025年、急に高齢者が増えるわけではありません。
どの国も未体経験の超高齢社会へと日々向かっています。

2025年、高齢者が笑って暮らしている社会を描いています。
高齢者だけでなく、もちろん、子どもも大人も笑顔あふれる社会です。
笑い声がたくさん聞こえてくる社会です。

そこに一歩でも近づくように
『地域包括ケアシステムを推進する 多職種連携ワークショップ』を
実施していきたいと思っています。

小さな一歩をたくさん積み重ねていきます!


7年前の精神科看護の記事


先日、精神科の看護師さんの研修を担当させていただきました。

ご依頼者は、2010年8月号『精神科看護』の私の執筆文を読んで
ご連絡くださいました。

「管理者とスタッフ 思いのズレを考える」という特集のなかで
よりよい人間関係の構築に向けて、コーチングの観点から書かせていただきました。

そのなかの、「認めてほしい」「ほめてほしい」という期待を手放す
というのが印象に残ったとのとこでした。

期待を手放すのは、とても怖いことです。不安です。

しかし、期待を手放したその先には、何事も自分で選んで決めて生きる人生があります。

期待を握りしめていたときのような、怖さや不安は消えてなくなります。

先月、お会いした精神科単科病院の看護部長さんも
同じ精神科看護での私の記事を読んだとお話してくださいました。

7年前の記事を今も憶えてくださっていて、本当に嬉しいです。

内容は、今もまったく変わることのないものです。

変わったところがあるとすれば、
書いた内容以上に、広がり、深まっている、ということです。

パワーアップしています!

パワーアップしたコーチングに触れてみてください!


精神科看護師さん「認識が変わると行動が変わる!」


先週末は京都市内で、精神科看護師さんたちの研修を担当しました。

職場での教育や、職場の活性化を真剣に考えていらっしゃる方々が
ご参加くださいました。

自分の行動を変えるには、まず「認識(考え方)」を変えることです。

「意識の変容」を「意識」した内容だったのですが
皆さん、理解してくださっているのが伝わってくきました。

研修の翌日には、職場でのご自身の言動が変わった、というご報告もいただき
「認識が変わる」と「行動が変わる」を見事に体現してくださっていて
とても嬉しいです。

私も皆さんから学ばせていただいたことがたくさんありました。
私の目下のテーマ『多職種連携』に活かせる気づきを得て
俄然やる気が湧いてきました!!

↓ 研修の帰りにふと立ち寄った京都文化博物館。

偶然にも母校の京都女子大学の学生さんたちの
ピアノコンサートが行われていました♡

↓ 鴨川沿いを歩いてみました。

川の水面を見ていると少し涼しい気持ちに。
体は暑いままですが~(笑)


コミュニケーションでストレスを軽減しましょう


7月に続き8月初旬も、新人看護師さんのストレス・マネジメント研修を
担当させていただきました。

新人看護師さんが夜勤に入り始める6月以降に
ストレスマネジメント研修を実施する病院施設が多いと例年実感しています。

多施設合同の研修では、
勤務先は違っても、コミュニケーションを通じて、同じような悩みを持っていることを共有し
自分だけではないと分かるだけでもストレスが少し軽くなります。

コミュニケーションがストレス、という人もいますが
コミュニケーション抜きで看護の仕事は成立しません。

日常でのコミュニケーションを
“ストレス軽減” のために上手に使うことができます。

そして、ストレスには、心の持ち方が影響します。
心の状態を整える内容をふんだん盛り込んだ研修を提供してます。

ご参加いただいた新人看護師の皆さんへ
順調な日も、失敗した日も、
あなたと同じように、それぞれの持ち場でがんばっている仲間が
大勢いることを思い出して、前を向いて笑顔でいきましょう!

応援しています!!


サポートする人&される人


先週も看護師さんを対象にした研修が続きました。

ひとつは、新人看護師さんの教育担当の皆さん。
サポートする立場の方々へのコーチング研修。

もうひとつは、新人看護師さんのストレス・マネジメント研修でした。

「サポートする人」と「サポートされる人」、両方の立場の人を
サポートさせていただきました。

もちろん、私も日々いろんな方々のサポートを受けて生きています。

研修の仕事も、企画や準備など多くの皆さんのサポートがあって
当日を迎えています。

サポート、支援は、私たちの日常のなかに当たり前のように存在していて
巡り巡っているのを実感しています。

世の中は、支え合いで成り立っているのですね。
本当にありがたいです。

↓ 大阪市内の総合病院:
教育担当者のためのコーチング研修

↓ 大阪府下の多施設合同研修:
新人看護職のストレス・マネジメント


3人と4つ!?


昨日は、学生時代からの友人たちと久しぶりのランチ会でした。

あべのハルカスに行ったことがないという友人たちのリクエストで
ハルカスダイニングのフレンチを予約しました。

3人で少し贅沢なランチ会です。

「このコースを4つお願いします」と私。

「・・・」 しばし沈黙のお店スタッフ。

私たちは「3人」なのに「4つ」注文した私。
もう一人・・・どこにいるの??? ぎゃ~!!

この夏は猛暑です。
ちょっぴり稲川淳司の怪談風を注入して涼をとる・・・風流じゃないですか~(笑)

このことに限らず、脳と言語がつながっていない・・・最近多々あります。
年々、天然ボケ度があがっているような・・・きゃっ。

こうして私たちのランチ会は、大笑いで幕を開けたのでした~。

ゆったりくつろぐ空間と美しいお料理で暑気払いできました。
おしゃべりに花が咲いた楽しいランチ会でした♪


看護部長さんからのギフト♪


先週は大阪市内の総合病院・看護部さまにて
管理者の方々を対象にコーチング・コミュニケーション研修を担当しました。

各部署の管理者の方々が勢ぞろいです。
この時間は、どの部署も管理者が不在に・・・心配無用です。
お集まりの皆さんの姿を拝見して、スタッフに任せられる職場環境なのだということが
一目瞭然、伝わってきました。

皆さんの研修に望む前向きエネルギーをしっかり受けとめて
私も皆さんの明るい未来に向けて進行させていただきました。

各職場での対話が深まるにつれて、
とてもよいエネルギーの交流が生み出されていく・・・
エネルギーの変化を私も体感することができました。

なんといっても、素晴らしかったのは
研修を静かに見守ってくださっていた看護部長さんが、皆さんの変化をつぶさに観察されておられ、
研修の終わりに、研修の場で起きた変化を細やかに丁寧にフィードバックなさったことです。

看護部長さんの心のこもったフィードバックは、今後の皆さんへの大きなギフトになることでしょう♪


病院近くの公園。とにかく暑い!!


小さな工夫を重ねる


今年度も大阪急性期・総合医療センターさまでの
新人看護師研修を担当させていただいています。

毎年とても楽しみにしています。

新人さんたちの傾向も年々少しずつ変化しているので
その小さな変化を見逃さないようにしています。

5年ぐらい経つと、変化の度合いがくっきりはっきりしてきます。

変化を受けとめて、私自身のかかわり方を変えてくいことで
新人さんの成長の伸びしろによりよく働きかけていけるよう
小さな工夫を重ねています。

新人さんにとって、今、しんどい時期だと思います。

今のしんどさは、少し先の、もっと先の、未来の
たくさんの笑顔のもとになると信じています。

今日も笑顔で元気に明るくいきましょう!!


2050年 女性の平均寿命90歳超え


先々週、介護保険制度についての勉強会に参加しました。

介護支援専門員(ケアマネージャー)の方から介護保険制度の仕組みなど
詳しいお話を直接聞くことができて、ぼんやりとしていた部分がはっきりし
理解を深めることができる良い機会でした。

両親は元気にしていますが、いつ何が起きるかわかりません。

「知っている」と「知らない」では、全然違うでしょうし、
いざというときになって慌てふためいて
冷静に判断できない状況だけは避けたいと思います。

ふだんの私は「そのときできることをすればいい」派なのですが
「何とかなるさでは、何とかならない」のが介護なのだということを
現場で働くプロの口から聞くと、介護に関しては認識を変えようと
心から素直に思いました。

2050年には、女性の平均寿命が90歳を超えると推計される資料を見て
これからの働き方についても考えました。

定年が60歳だとすると、90歳まであと30年あります。
この30年を働かないで過ごすのは難しいでしょう。

私は定年のない仕事をしています。
一日でも長く働きたいと思ってます。
そのためには、健康であることが必須です。

健康だと仕事が楽しくなります。
健康だと仕事が大好きでいられます。

10年後、20年後も、できるがきり健康な心身を保ってしっかり働けるよう
今をおろそかにせず、丁寧に健康な毎日を過ごそうと思います。


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