クリント・イーストウッド、76歳の輝き
映画のキャンペーンで来日しているクリント・イーストウッドのインタビュー番組を観ました。
昨晩のNHKクローズアップ現代、30分間たっぷりとイーストウッドの話に聞き入りました。
今年76歳、さまざまな経験を積んできた重みから生まれる「余裕」を感じました。
その「余裕」は、私にとっては、「癒し」に近い感覚でもあります。
イーストウッドの目の輝きは、常に今を生きることを楽しんでいる人のものでした。
少年と青年と老年のすべてが、イーストウッドの瞳の中に存在しています。
と、まあ、ここまで、イーストウッドをベタ褒めする理由、もちろんあります。
子供の頃、いちばん最初に自分の部屋に貼ったポスターが、
クリント・イーストウッドの『ダーティ・ハリー』でした。
シブい少女でした。
アイドルでもなく、若くてかっこいい映画スターでもなく、
当時でもじゅうぶんオジサンだったイーストウッドです。
『父親たちの星条旗』、『硫黄島からの手紙』に
http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/
込められたイーストウッドのメッセージは、
「戦争に英雄はいない」
この言葉を持って、映画館に行きたいと思います。
インタビューの中で、
「自分の考え方や感じ方を信じて、映画をつくっていきたい」
と話した時のイーストウッドの目の輝き、表情、
そして、この言葉自体、ずっと忘れないでいようと思います。
私も、自分の考え方や感じ方を信じて、人生を歩みたいです。
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