お礼状をいただいて


ある市民団体にボランティアスタッフとして関わり、4年目になります。
その市民団体主催のフォーラム開催当日も、ボランティアスタッフとして参加しました。
大きなイベントがあった後は、いつもお礼のハガキをいただきます。
その市民団体のスタッフそれぞれが、ひと言ずつコメントを添えてくれた
心のこもったハガキを受け取った時は、毎回うれしい気持ちになります。
あるボランティアスタッフの方が、「おハガキありがとうございました」
とスタッフの方に伝えていらっしゃいました。
その場面に遭遇して、頭に岩が落ちてきたような衝撃を受けました。
私もハガキをもらってうれしい。
この気持ちは、お礼を伝えていたボランティアスタッフの方と同じだと思います。
それでは、この人と私の違いは何か?
それは、お礼状をもらって当然という気持ちが私にはあるということ・・・
傲慢。
だから、お礼状をもらったことに対してお礼を言う、
という気持ちがスッポリ抜け落ちていたのです。
お礼を対価だと捉えていたということですよね。
こんな自分が恥ずかしい。
感謝知らずの自分が情けない。
してもらったことを、私が何かをしたからだ、と相殺する自己パターンを目の当たりにしました。
このボランティアスタッフの方に感謝します。
ほんとに大切なことを教えてくださいました。
“やってもらって当然” から、“やってもらったことに感謝する” に変えていこう!

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