誰もが長編小説執筆中
「人生」を「長編小説」に見立てると
今日の一日は
1ページ分かもしれないし、
ほんの数行なのかもしれません。
但し、この1ページがなければ、この数行がなければ
私たちそれぞれの人生という長編小説は成り立たないのです。
1ページ、ほんの数行でも、大事な大事な一部分です。
最後に人生を振り返るとき
どの1日も、どの瞬間も、飛ばすことができない、
なかったことにするなんてできない、
と実感するのでしょうか?
物語を閉じるときでないと分からないですね。
さて、今からは白紙の状態です。ストーリーは未知です。
どんな1行1行になるのか、どんな1ページになるのかは決まっていません。
今から、そして新しい年も、この長編小説の続きは日々記されます。
誰もがそれぞれの物語を持っていて
唯一無二のかけがえのない1冊になるのだと思うと
自分に対しても、他者に対しても、敬意を込めた優しい眼差しになります。
そして、他者の1ページに自分が登場することもあるのだと思うと
相手の人生をよりよく彩る一部でありたいという気持ちになります。
そういう気持ちで人を見ると、世界がよりよい方向へむかう
小さな一歩になるのではないだろうかと思っています。
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