チーム医療を推進する多職種協働のマネジメント


先週末は、大阪府看護協会さまにて
『チーム医療を推進する多職種協働のマネジメント』研修を担当しました。

なぜ今、再びチーム医療なのか?
今後よりいっそう必要とされるチーム医療とは?

2025年の超高齢社会を見据えるならば
チーム医療は、「院内のチーム医療」に留まらず、「地域のチーム医療」という観点から
特に重要となってきます。
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地域包括ケアシステムがスタートし、医療と介護を切れ目なく利用するための方策が練られていますが
次の行き場(病院や介護施設)が決まらなかったり、どこに誰にどんな相談をしてよいのか周知されていなかったりとスムースに利用できていない現状が、今すでに起きています。

2025年には高齢者人口がピークに達します。
7年後の現実を今、しっかり直視しなければ、そのときでは手遅れです。
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今回の研修では、多職種の協働に欠かせない視点「地域」を軸にグループワークを中心に実施しました。

今後、院内のチーム医療は、地域医療と大きく連動してきます。

ということは、院内でよりよいチーム医療を行うには、
病院という場所を越えて、地域というより広い範囲からチーム医療を行うことが大切になってきます。

【木を見て森を見ず】から【木も見て森も見る】へと
私たちひとり一人の木が、大きな森を見る木へと変わっていく、
森(地域)の一部であることを自覚して、木(個人)として生きていく、大きな転換期でもあります。

今回ご参加くださった方々には、それぞれの病院や施設、そして地域の多職種の皆さんで
研修で行ったグループワークにぜひ取り組んでいただければと思います。

チーム医療を推進する気づきや方策がたくさん生まれることを願っています。

↓ 皆さん熱心に取り組んでくださっています

↓ 立ったり座ったり、いろんな角度から見るって大事ですね

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