2007年1月

現代人のマネジメント力


マネジメント力には、他者のマネジメントと自己のマネジメントがあります。
管理職は部下をマネジメントする能力が必要です。
と同時に(以前に)自分自身の仕事やスケジュール、健康など管理する能力も必要です。
マネジメント力アップを目標にしている方も多くいらっしゃるでしょう。
しかし、私たちの日常の大半は、時間通り、思い通りに、マネジメントした生活ができているのではないかと思います。
働く会社を選び、通勤には定刻に来る電車に乗ります。自分で決めて、その行動をしています。
部下も頼んだ仕事は仕上げてきます。
こう考えると、自分のことも他者のこともマネジメントできていると私は思います。
一日を自分でコントロールした生活を送っていると言えるのではないでしょうか。
それでは、私たちが求めているマネジメント力とは何でしょうか?
想像してみてください。
もし、アフリカのサバンナにあなたひとり投げ出されたとしたら…。
誰も助け合える人間はいません。野生の動物がいる大自然の中です。
食べるものは自分で手に入れなければなりません。水を求めて移動し、食料を求めて狩りをします。
自分の食べたい時に、調理されたものは出てきません。狩りがうまくいかなければ、空腹は満たされないのです。
反対に、他の動物に食べられてしまうかもしれません。
夜は真っ暗な闇の中です。いつ何があるかわかりません。周囲の音や匂い、風にも敏感になります。
ぐっすり熟睡することもできないでしょう。
自然の中では、自分がコントロールできるものはほとんどありません。
自然の中では、“今を生きる”しかないのです。
生きるためには、今この瞬間がすべてです。
私たちの先祖がはるか太古から脈々と築き上げてきた現代。
私たちは生死を常に意識することなく暮らせる快適な生活を手に入れました。
現代に生きる私たちが身につけるべきマネジメント力とはどんなものでしょう?
サバンナでの生活は、過ぎたことを気にしすぎたり、今やることを明日という未来に先延ばしに
したりしていると、明日という日はやって来ません。
現代の私たちのマネジメントに、“今”という瞬間を取り入れるとすると?
私たち一人ひとりの中にある“今”という瞬間に触れることで、自分自身にも、まわりにも、
あなたが本来持っているマネジメント力が発揮されるのではないでしょうか。
まずは、“今”を感じることからはじめてみましょう。


ファースト・レディ 安倍昭恵さんのブログ


安倍晋三首相の奥様・安倍昭恵さんのブログ。
日本のファースト・レディの生活はどんなものなのか?
昭恵さんはどんな考えの人なのか?
少しだけれど、彼女の一面を知ることができます。
アグネス・チャン宅で“アットホームなクリスマスディナー”と書かれていますが、
庶民から見ると、とっても豪華。お料理が何かは庶民の目で見てもわかるものもあります。
しかし、室内の様子が、宮廷風と言いますかヨーロピアン・スタイルに見えるのですが・・・。
ホームこたつを囲んで、みたいな感じのアットホームさじゃないのですねー。
安倍昭恵のスマイルトーク  http://akie-abe.jp/index.php?date=2007-1-31


起きる事、すべてを学びに変える!


昨年暮れも押し迫った12月31日、インターネット接続ができず、プロバイダーに電話してなんとか接続できるようになりました。
1月5日の仕事始め。
メールの受信がいつもより少ないなあ・・・と小首をかしげながら、そのままにしていました。
1月10日の夜遅く、やっと気づきました。
メールアドレスの設定ができていないアドレスがいくつかあることに!
慌てて設定し直すと、津波のような勢いでメールを受信。
クライアントさんとの連絡の行き違いもこれでやっと納得しました。
モーレツに慌しく、メールに返信していきました。
やってしまいました~。
相手を間違えて送信してしまいました・・・。
内容的には差し支えのないものでしたが、受け取った方は、あまり良い気分ではないだろう、容易に想像がつきます。
新年早々のエライこっちゃ!!でした。
新年にこういうトラブルを起こすということは、何かに気づきなさい、ということです。
このことから、私は何を学ぶ?
メールも人とのつながりです。
信頼関係は、人とのつながりを丁寧に大切にすること。
良きも悪しきもすべて素早くキャッチできるアンテナを常に磨いておきなさい。
この一件から、自分のこともちゃんと見えていなかったのだな、と気づきました。
人とのつながりを大切にすることは、自分を大切にすることだから。
起きること、すべてを学びに変えるぞ!


漫画家 加藤芳郎


メモを整理していると、1年前の新聞の切抜きが出てきました。
それは、漫画家の加藤芳郎さんの訃報の記事でした。
この人物のことを日記に書こうと思い、切り抜いておいたものです。
この訃報記事の人物、加藤芳郎さんは、私が子供の頃、よく観ていたテレビ番組『連想ゲーム』の
白組キャプテンでした。
そして、この白組キャプテンは、“野口英世”という人だと思っていました。
偉い人は、連想ゲームでも偉い人なんだ、と勝手に思い込んでいました。
野口英世の伝記を読んで、その挿絵の風貌(モジャモジャ頭と口ひげ)とまったく同じだったので、
同一人物だと思っていたのです。
子供の頃の世界観は、自分の知ってる世界がすべてでした。
だから、時代なんか関係なく、野口英世=連想ゲームの人。
自分の世界が少しずつ広がってくるにつれ、
「あれっ?もしかしたら、この人、野口英世じゃないかも・・・」
さらに世界が広がり、知識が増してくるにつれ、
「この人、漫画家らしいぞ・・・」
違いが認識できるようになりました。
誰に話すともなく、自己完結。
これはほんの一例ですが、こうやって、物事を理解し、判断できるようになっていったのだな、
と思い出した記事でした。
あなたもそんな経験ありませんか?
加藤芳郎 ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E8%97%A4%E8%8A%B3%E9%83%8E
「野口英世に似ているとも言われた」と書かれています。


浅き川も深く渡れ  ~星野道夫


『 浅き川も深く渡れ 』
写真家・星野道夫のNHK特集番組『アラスカ 星のような物語』の冒頭部分で紹介された、
小学校の卒業アルバムの寄せ書きにある星野道夫の言葉です。
小学生、12歳の少年です。
この言葉にどんな気持ちを込めて書いたのかはわかりません。
スーッと胸に広がり、深いところに落ちていく言葉です。
12歳の少年が書き記した言葉だと思えません。
12歳の頃の私には、絶対書けなかった言葉であることは確かです。
当時覚えたての言葉でいいなあと思った「誠実」という言葉を寄せ書きに書いた記憶が・・・。
同じ12歳でもレベルが違いすぎます。
この言葉は、コーチングや人生にも通ずるものがあると思います。
人は、深く潜ると苦しい思いをするだけで、向こう岸にたどり着けないかもしれない、
と考えがちです。
深みから抜け出せなくなるのではないかと不安になります。
しかし、コーチングをしているとそうでないことがわかってきます。
人は、必ず自分の力でその深みから抜け出せる、ということを。
深く潜ってみたら、もっと自分のことがわかる、ということを。
深く渡ることで、よりはやく自分の力で渡りきることができる、ということを経験します。
浅き川を船に乗って渡った時と、浅き川を自らの意志で深く渡った時とでは、まったく違います。
向こう岸にたどり着いた時の感覚、目にするもの、得るものは人それぞれ違います。
“浅く”と“深く”では、一人の人の中でも、まったく違った経験となるでしょう。
浅いところで生きるもの悪くないかもしれません。
しかし、コーチングもあなたの人生も深いものなのです。
浅い川でも深く学ぶことができるのです。
コーチングは人生を深く渡る力をつけることができる、力強い行動力、原動力の源になります。
『 浅き川も深く渡れ 』
私の今年を表す言葉にしたいと思います。
星野道夫公式サイト http://www.michio-hoshino.com/info.html


愛犬ルルと甥っ子とDJ OZMA


お正月は実家の和歌山で過ごしました。
ここ3年、お正月を実家で過ごせるって幸せだなぁとじみじみ感じています。
食べてばかりで確実に太りますけれど。
ホテルに勤めていた頃は、お盆もお正月も祝日も土日も関係なかったですからね。
今までは実家の愛犬ルルが主役でしたが、去年から甥っ子が主役です。
ルルは甥っ子に主役の座を奪われただけでなく、ものすごい勢いで追っかけまわされています。
12歳のルルには堪えるようです。
去年の夏、甥っ子が帰った後、3日ほど食欲がなかったそうです。
今回は、甥っ子が近づくと歯をむいて唸っていました。
そんなことお構いなしの甥っ子は、DJ OZMAの『アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士』にあわせて踊ります。
“まわして~まわして~”の部分と“NA–NA–NA-NA-NA”の部分は特に楽しそうです。
http://www.dj-ozma.com/ 注)音が出ます。
そんな甥っ子は私のことを『ばば』と呼びます。
複雑です・・・。


2007年、日々是好日の始まり


2004年9月17日、『日々これ好日』というタイトルで、このホームページの日記がスタートしました。
2007年1月6日の今日、ある本の中に、偶然にも『日々是好日』という言葉が出てきました。
その本には、
「人生にはたまたま運がいいとか悪いということはない。
たゆまぬ努力で日々をよき日にしなさい」
「~~~~さいころの場合には、この目の出方は均等ですが、
運の場合は日々の思い、行動がさいころの目を変えます。
ですから、さいころの次の目が何かを知りたいと考えずに、
苦しくても悪いことをせずに、誠心誠意生きてゆくことが大事なのです」
と書かれていました。
“さいころの次の目が何かを知りたいと考えずに”
という一節にとても惹きつけられました。
自分に起きることは、自分がつくりだしている。
この日記を書き続けているうちに、その意味がじわじわとわかってきたような気がします。
さいころの次の目は自分自身がつくりだします。
次の目を先に知りたいと焦るよりも、今ここにある現実の目を大事にする。
新たな年の始まり、この日記のタイトルを再度考える時間を与えられました。
2007年、日々是好日が始まりました。
2007年、みなさんの日々是好日もスタートです!


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