2014年

伝わっていない・伝えていない


先週末は、ささえあい医療人権センターCOML の患者塾に参加しました。

『パーソナリティ障害って何だろう?』をテーマに
精神科医の松本一生さんのお話を伺いました。

支援する側のコミュニケーションの取り方として
「限界を設定」し、相手に「~~されると私も傷つく、辛い」
としっかり伝えることの重要性をあらためて実感しました。

自身の仕事と重ね合わせてみると、今年度は、医療者対象の研修でも
アサーション(自分も相手も大切にした自己表現)のご依頼が昨年度よりも増えています。

「伝えたいことを伝わるように伝えたい」組織や人が増えている表れであり、
裏を返せば、伝えたいことが伝わっていない、伝えたいことを伝えていない、
ということでもあります。

やはり、日常で意識して伝えたり
その前段階として、研修などでトレーニングすることも大事だと思います。


精神の美しさ


桜が一斉に花開き、満開を迎えています。

いつもより外を歩く人の数が、増えているように感じます。
それに、歩く人の目線が、いつもより高いところに向いているようにも感じます。
やはり「サクラ」効果でしょうか(笑)

日本人は、桜が好きですね。
そういう私も大好きです。

桜の花言葉って、何だろう?
気になって検索してみました。

桜の花言葉には、「精神の美しさ」、「心の美」というのがありました。

「精神の美しさ」

私たち日本人が、どうしてこんなにも桜に魅了されるのか
その理由が分かる気がする、しっくりくる花言葉です。

さあ、いよいよ新年度が始まりました。

きれいな心でいることを常に心掛ける、意識する一年にしたいです。

2014桜


新しい流れ・動き


先日、あべのハルカス周辺を散策しました。

印象的だったのは「新しい流れ・動き」が生まれていることでした。

人の流れが変わっています。
街の流れも変わっています。

そこにあったのは、新しく生まれ変わった街でした。

20数年前、通勤の乗り換え駅として利用していた当時からは
すっかり変貌しました。

イモムシが蝶へと変わるように
洗練されたオシャレさんな街に変わっています。

昔を懐かしみつつ、今の街を楽しみたいです。

これから先、どのように変わっていくかも楽しみな街です。

ハルカス
~天王寺公園から見たあべのハルカス~


幸せの瞬間


ここ3年、看護師さんの研修でお世話になっている総合病院に
先日、資料を渡しに、そして次年度の打ち合わせに行ってきました。

看護部に到着するまでの館内で
今までの研修でかかわった看護師さん数名のお仕事する姿に
出くわしました。

患者さんの座る車椅子を
穏やかな表情で押している看護師さん。

エレベーター・ホールで
元入院患者さんであり、今は外来で通院している患者さんと
笑顔で楽しそうに話す看護師さん。

縁あって研修でかかわった看護師さんたちが
いきいきと笑顔で働く姿を拝見すると
幸せな気持ちになります。

私が何かしら影響を与えた、なんて大それたことは思っていません。
ただ、人生のほんのいっときですが、一緒に過ごした人たちが
それぞれの持ち場で、懸命に働いている瞬間に出会えることは
何物にも代えがたい体験です。

この仕事を続けさせていただけることに感謝です。

これからも、かかわる人の笑顔のために
私もいきいきと笑顔で仕事していこうと思います!


こころの余裕を持つメンタル・コーチングセミナー開催


~医療者のための スタッフ指導に活かす~
◆◆ こころの余裕を持つメンタル・コーチングセミナー ◆◆

スタッフ指導や教育では、その人の持つ能力や良さが発揮されるような関わりをしたいと考えます。
しかし、実際には、能力や良さを引き出すような関わりや支援が難しいと感じることがあります。

そんなとき、私たちは、スタッフに何が起きているのか?と相手に焦点を当てがちですが、
大きく作用するのは、指導する側のあなた自身に何が起きているのか?なのです。

そこで重要な鍵となるのが、こころの余裕です。

こころに余裕のあるときは、何事もうまくいくことが多いですが、
イライラして余裕のない状態では、なかなかうまくいきません。
あたなが「どのように指導するか」の前に、「どのようなこころの状態でいるか」が、
スタッフを支援するための、スタッフの成長の鍵となります。

さあ新年度のスタートは、こころの余裕を持って、あなた自身がイキイキと楽しく
スタッフと関わるこころの土台をしっかりつくっておきましょう!

指導のためだけでなく、余裕を持って仕事をしたい方、
職場や家庭でより良好な人間関係つくりたい方にもおすすめのセミナーです。

【内 容】
★そもそも『こころの余裕』とは  ★こころの余裕を生み出す考え方と視点
★こころの余裕がもたらすもの   ★セルフ・メンタルコーチング

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日 時  2014年4月26日(土) 10:00~12:00 (9:45開場)
参加費   3,500円
会 場   総合生涯学習センター 第8会議室
      大阪駅前第2ビル5階 地下鉄御堂筋線・梅田/四つ橋線・西梅田/谷町線・東梅田
      JR大阪駅・東西線北新地駅/阪神・梅田駅/阪急・梅田駅
定 員   25名 (定員になり次第締め切り)
講 師  浜端 久美 (一財)生涯学習開発財団 認定プロフェッショナル・コーチ
     アルファリレーション代表
     医療現場で働く人への個人コーチングやコーチング研修、メンタルヘルス研修、
     接遇・クレーム対応研修など多数行う。
お申し込み セミナー予約フォームからお申込みください
※後ほど、メールにて参加費のお振込先をご連絡いたします
※お振込みをもってお申込完了とさせていただきます
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


メンタルヘルス研修が続きます


先日は、総合病院の新人看護師研修「メンタルヘルス・ケア」でした。

ここのところ、メンタルヘルスの研修が続いています。

前回投稿の病院もそうでしたが、こちらの病院も、半年前に1回目を開催、
同メンバーで、今回が2回目の研修です。

昨年7月の1回目から半年が過ぎて
参加の新人看護師さんたちの顔つきが変わったように感じました。
着実に成長しているのが伝わってきます。

参加者同士、今抱えている問題を共有するだけでも、心の状態は違ってきます。
心の状態が、仕事に影響します。
仕事の事をみんなでワイワイ話すだけでも、心と思考がやわらかくなります。

成人病センターメンタルヘルス14.1.31


アンドレアス・グルスキー展 大阪


国立国際美術館で開催されている『アンドレアス・グルスキー展』に行ってきました。

この美術館は、地下1階~3階が展示室になっています。
地上は、入口だけで、地下に降りて行きます。
一風変わった建物です。

国立国際美術館

グルスキーの写真は、写真のようで写真でないアートのような作品です。
「アート」と言いながらも、やはり「写真」なのです。
ありのままを撮影した写真でなく、デジタル加工されています。

ひと言では言い表せないのが、グルスキーの世界・・・のように感じます。

いちばん印象に残ったのは、『バンコク』シリーズです。

幻想的でとても美しい。それでいて、汚い。

見ていない人には、この表現では、分かりにくいかもしれませんが
目の前にしてみると、理解してもらえるかなと思います。

グルスキーの作品には、両極が存在しているようにも感じます。

「統一感」と「雑多感」
「静」と「動」

不思議な感覚になります。

興味深かったのは、無題の
オフィスのグレーのカーペットの作品です。

誰もが見たことのあるグレーのカーペットが
当たり前のもののようにも、よく見ると特別なもののようにも見えます。
ここでも、両極を視覚的に感じます。

理解しようとするよりも
言葉で表現しきれない不思議な感覚を味わってみる。
楽しみ方のひとつかと思います。

外国人の来場者が多かったのも印象的でした。

機会があれば、もう一度、観に行ってみようと思います。

アンドレアス・グルスキー展 http://gursky.jp/


プリセプターのためのメンタルヘルス・ケア研修 


先々週は、コーチング研修や新人研修など、何年にも渡って担当させていただいている
総合病院でのメンタルヘルス・ケア研修でした。

プリセプター、実習担当者、新人教育担当者が対象の研修で
半年前に引き続き、振り返りも兼ねての研修となりました。

コミュニケーション・ゲームでは、皆さんの考え方やとらえ方の柔軟性の高さに感心しました。

柔軟な発想は、メンタルヘルス(こころの健康)にも、仕事にも、大きく影響します。

今回は、やわらかい思考と心を、さらにやわらかくする内容を体感していただきました。

さらなるご活躍を期待しています!

急性期メンタルヘルス14.1.14

急性期メンタルヘルス14.1.14②


Top