2019年

扉を開こう!


人間関係は、私たちの健康や幸福に影響すると言われています。

健康で幸せに生きるには、良い人間関係をつくることが鍵となります。

人間関係では、今、特に問題はないよ。
特定の人とギクシャクしている。
他者とぶつかることが多い。

人によって様々だと思います。

このようなことも大なり小なり、誰にでもあるのではないでしょうか?
・相手の言動にイラッとする
・「きっとこんな返事が返ってくるだろう」と言うのを諦めてしまう
・苦手な人をつい避けてしまう
・自分の考えをなかなか言えない
・自分の意見を相手に押し付けてしまう
・感情をコントロールできない

こんなとき、相手に対して「壁」を感じませんか?

相手に言えないから、「壁」を感じる。
「壁」を感じるから、意見を押し付けたり感情的になってしまう。
こういうふうにも捉えられます。

さて、この「壁」を感じているのは誰でしょう?
他の誰でもない、自分自身です。

そこで、壁を感じている自分を、鳥の目で俯瞰してみましょう。
どのように見えますか?

冷静な目で、鳥瞰すると

壁をつくっているのは「自分自身」だとも捉えられませんか?

アレッ?? 
な~んだ、私が壁をつくっちゃってたのね(笑)

はい、私たちは、壁をつくる能力を持っているのです!

壁をつくる能力を持っているのですから
他にもいろんなものをつくる能力を持っているはずです!

せっかくの能力です。宝の持ち腐れはもったいない!
もったいない精神を発揮して、何をつくりましょうか?

「壁」をつくれるのなら、「扉」もつくっちゃいませんか?

あなたの目の前にあるのは「壁」ではなく、「扉」です。
その「扉」を自分自身の手で開きましょう。
その扉の向こうには、良い人間関係が広がっているのを想像して。
良い人間関係も「つくる」ことができるのです。
私たちは、いろんなものをつくる能力を持っているのですから(笑)

「壁」を感じるより、「扉」を感じる。
そのほうが楽しくなりそうですね。

健康と幸せへの「壁」は、想像しにくいですが、
健康と幸せへの「扉」は、自然と想像できますね!


感謝と決意の伊勢神宮参拝


2週間ほど前、天皇皇后両陛下がご参拝される数日前に
伊勢神宮を参拝しました。

平成の30年への感謝と、
新しい時代・令和への決意表明のための参拝です。

平成元年は、ちょうど社会人としてのスタートの年でした。

社会に出て30年。
今、自分がこうして存在していることに感謝しかありません。

大げさかもしれませんが、ここからの人生をどう生きるか。

これからの生き方を神前で誓いました。

これからの30年、令和の時代、決意を新たに迎えます!

↓ 内宮。良い風が吹いていました。

↓ 心が洗われます。

↓ 行きの車窓から。気持ちの良い青空でした。


人間関係は、人間関係だけを見ていても始まらない


今年も、大阪府看護協会さまにて
大阪府専任教員養成講習会が始まりました。

私は、そのなかの『人間関係論Ⅰ・Ⅱ』の担当です。

「人間関係は、人間関係だけを見ていても始まらない」

この人間関係論は、毎年、人間関係を超えたところからスタートします。

見えないものを見る。見ようとするところからです。

視野を広げましょう、では、視野は広がりません。
見えないものを見ようとするから、視野が広がるのです。

人間関係から生じるものは、出来事として目に見えますが、
人間関係そのものは、目には見えません。
「関係」は、目に見えません。

広い視野で世の中を見ることができるようになってくると
人間関係も見えてきます。

人間関係は、人間関係だけを見ていても始まらない。

人間関係は、人間関係という範囲を超えたところにあるからです。

面白いですね!人間関係って!

人間関係という冒険のスタートです。
皆さん、ご一緒に楽しく旅をしましょう!

↓ 平成から令和にかけてをともに過ごす皆さんです♪
よろしくお願いします!


桜の木の剪定に出くわす


先日、訪問先に向かう道中、
植木の剪定をしているのを見かけました。

剪定中の木は、なんと、今まさに咲いている、
これから満開に咲こうとしている桜の木です!

枝を刈られる桜の木を見上げながら、可哀そうに・・・胸が痛みました。

悲しい気持ちで桜の木を後にしました。

が、後にしたのは、ほんの数歩。
踵を返して、剪定作業中の業者のおじさんに尋ねました。

「この桜の枝は、どうされるのですか?」

処分するとの返答だったので、少し分けてほしいと頼むと
わざわざ花瓶に活けやすいよう切ってくれて、快く分けていただきました。

「悲しい気持ち」を変えたのは、「未来」を見たからです。

私は、ちょうど訪問先という未来に向かって歩いていました。

この可哀そうな桜を、訪問先で飾ってもらえば、
その場にいる人たちが笑顔になるだろう、喜んでもらえるだろう。

笑顔になる、笑顔が増える未来を想像しました。

すると、行動が変わりました。

「悲しい気持ちで桜の木の横を通り過ぎる」という行動から
「笑顔のために桜を分けてもらう、桜を訪問先に届ける」という行動へと。

どんな未来にしたいのか?

未来を見ると、行動が変わります!

未来は、何年か先のことだと思っていませんか?
ほんの少し先も、大事な未来です。

ほんの数本の枝だけでも、誰かを笑顔にすることができると
剪定された桜の木もきっと喜んでいるだろうと勝手に想像しています。

それにしても、なぜこの時期に桜の木を剪定するの?? 謎です~。

↓ 訪問先の皆さんに、桜は笑顔で迎えていただきました♪


心の余裕をもつ


ひと雨ごとに春の到来が感じられて、心が浮き立ちます。

もうすぐ桜の季節、いちばん好きな季節です。

どの季節が好きですか?

+*+*+*+*+*+*

先日、仕事の移動の隙間時間にカフェに入りました。
セルフ・サービスのカフェです。

何気なく、他のお客さんの様子を見ていると
ほとんどの人が、携帯の画面に目を向けています。

今は、これが日常の普通の光景ですね。

携帯を見ていたあるサラリーマンが、慌ただしく出て行きました。
飲食した後のトレイをテーブルにそのまま残して…
セルフですから、自分で返却口に持って行くのも日常の光景ですが…
そのサラリーマンは、お店を出た後も携帯を見ながら歩き去りました。

あっ、マナーがどうのとか、そういうことを言いたいのではありません。

「心の余裕をもつ」ことの大切さを教えてもらったように思います。

心の余裕がないと、自分のことしか考えられなくなります。
当然、まわりを見て行動することもできなくなります。

心の余裕をもつためには、反対のことをすればよいのでは?

自分以外に目を向けるように心がけると、心に余裕が生まれる。
自分以外に目を向けることが、「思いやり」のはじまり。

思いやりのはじまりが、心の余裕のはじまり、はじまり~!!

暖かい春の到来と一緒に
まわりを見て、思いやりからはじめませんか?

↓ 心の余裕は、木のあいだに見える青空のようなもの??


新人さんの姿勢の変化


2019年、早くも2ヶ月が過ぎました。

今日から3月のスタートです。

今日の午前中は
総合病院の新人看護職の方々のコミュニケーション研修を担当しました。

昨年の10月にもこの方々の研修を担当させていただき
約4か月半ぶりの再会でした。

90名近くの新人さんが会場に集まった姿を拝見して
真っ先に感じたのは
「10月とは、姿勢が変わっている」
ということでした。

嬉しい気持ちになりました。
おそらくニコニコ顔を通り越して、ニヤけていたのではないかと思います(笑)

看護師として成長されているのが佇まい・姿勢に表れていました。

先輩スタッフの方々は、毎日一緒に過ごしていると
新人さんの姿勢の変化はわかりにくいかと思います。

しかし、私は、数か月ぶりにお会いしたので
数か月前との違いは歴然としていると断言できます。

研修中の集中力も高まっていて
グループでの対話力もレベルアップしていました。

今日の研修を
皆さんの伸びしろをさらに伸ばすステップとして
4月からの2年目もがんばっていきましょう!

↓ 右側の建物は、昨年オープンした新病棟です。
手前の公園は、来月には美しい桜の花で満開に。
春はそこまで来ています♪


幸せについて


20歳代の頃は、自分が幸せになるには?
を意識・無意識に考えていたように思います。

「幸せとは、何なのだろう?」

心の片隅にずっとある問いかけ。
ふとしたときに、やって来る問いです。

つい最近、この問いがやって来たとき
私のなかから出てきたのは

「仕事でも何でも、他の人の幸せのためにする」

いつの間にか
「自分の幸せ」から「他者の幸せ」に変わっていました。

「自分の幸せ」を見ているときより
「他者の幸せ」を見ているほうが、自分もいきいきと楽しく感じます。

これが幸せということなのかな?(笑)

次にこの問いがやって来るとき、何が出てくるのか楽しみです。


次年度の新人看護師さんたちのサポート準備


先週末は、新人看護職員実地指導者を対象としたコーチング研修でした。

この4月に迎え入れる新人看護師さんたちを支援・指導する役割を
初めて担う方々が集まっての研修です。

厚生労働省の『新人看護職員研修ガイドライン』には
実地指導者に求められる能力のひとつとして
“コミュニケ―ション能力” が挙げられていて
研修プログラムの例では、「コーチング」が組み込まれています。
(ガイドラインP20,21)

新人看護師さんたちをサポートするために
コーチングはとても有効なコミュニケーションです。

この研修では、コミュニケーションの土台となる
“考え方” を柔軟にするためのワークを中心に行いました。

私たちは、「新人さんとうまくかかわる方法は?」と
方法を追いかけ、どうしたらよいのだろう?と考えてしまいがちですが
かかわり方のもととなるのは、考え方です。

自分がどんな考え方をしているのか?

どんな考え方からかかわるのか?

考え方の重要性を体感を持って理解していただきました。

新人さんたちを迎えるにあたって
「考え方の準備」をすることで、「心の準備」もスタートしたことと思います。

新人さんたちをしっかりとサポートしてあげてください!
応援しています!!

↓ 研修会場となった病院からは大阪城が一望できます。
写真は大阪城のお堀です。


育ちあい成長しあう


ある医療法人さまでは、毎年、コーチングやコミュニケ―ション研修を
担当させていただいています。

先日の研修では、ご多忙のなか、幹部の方も見学兼ご参加くださいました。

研修終了後、その幹部の方から
「成長されましたね」
とおっしゃっていただきました。

嬉しくもあり、身の引き締まる思いです。

こうしてお仕事させていただくことで、私も育てていただいてるのを実感しています。

これからもご縁のある方々とともに、育ちあい成長しあえる環境をつくっていこうと思います。

私たちにあるのは、成長の伸びしろです!

まだまだこれからです!


看護の本質 人間の本質


昨日は、医療法人 錦秀会さまにて、教育担当者研修でした。

今回の研修は、『受け取り方と伝え方』をテーマに担当させていただきました。

「伝え方」は、「受け取り方」によって変化します。

「受け取り方」の源になるもの、それが重要なポイントです。

大元である「源」の部分を、さまざまに刺激する研修内容にしました。

参加者は、看護職の方々です。

学ぼうとする姿勢が素晴らしい方々です。

だからこそ、「受け取り方」と「伝え方」の「方」を「方法」という視点から
学んでいただくのではなく、根本の「源」を感じ取っていただく内容にしました。

最後に、看護局長からも、看護の根本部分に通じる研修だったという内容の
感想を頂戴しました。

私は、看護の根本や本質は分かりませんが、とても嬉しい言葉でした。

今回の研修では、私が常日頃から思っている“人間のもつ本質的な部分”を盛り込みました。

それが伝わった、受け取っていただけた、そのことが何よりも嬉しかったのです!

ご参加くださった皆さま、元に戻る力は、ものすごく強いです~。

日々少しずつの積み重ねを大切にしていけば、元に戻る力も弱まってきます。
そこは、努力です!(笑)

↓ 遅ればせながら、2019年の初日の出^^;
テレビ画面を撮影したものです~笑


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