笑いの現場 ひょうきん族前夜からM-1まで


笑いやユーモアは生きていくうえで、とても大切だと思っています。
笑いを難しく考えたくないけれど、笑いのことをもっと知りたいと思い、
ラサール石井の 『笑いの現場―ひょうきん族前夜からM-1まで (角川SSC新書 27)
を読んでみました。
お笑いの時代変遷やお笑い芸人の評論を、ラサール石井がお笑い界からインサイダーの視点で書いています。
そういうとことがあったのか、そういう構造になっているんだとか、業界の外からでは知り得ないことが満載で、いろいろと考えながら、楽しみながら読めました。
ビートたけし、明石家さんま、志村けん、とんねるず、ダウンタウンの評論は、インサイダーだらか書けることと、インサイダーゆえに書けないこともあるのだろうと感じました。
私は、テレビを見ながらも考えていることがよくあります。
特に明石家さんまのコミュニケーション力に、ハッとさせられることが多いのです。
インサイダーであるラサール石井と、テレビを見る側・アウトサイダーの私。
どちらの視点も真実ではないでしょうか。
見えている感じていることは違ったとしても。

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