そのままにしておかない
最近、コーチングの勉強会に参加する回数がめっきり減っていることに気づきました。
コーチ同士の集まりに、久しぶりに参加しました。
今回、参加して学んだことは、
「腑に落ちないことをそのままにしておかない」
ということです。
ある事について聞かれ、答えたのですが、
自分の発言(答え)に何か引っかかるものを感じながら、
会話は流れていきました。
「腑に落ちない」 「違和感がある」 「気持ちがモヤモヤする」
このような表現ができます。
引っかかりながらも、何に引っかかっているのかわからず、
その場と時間を過ごしたので、いつもよりテンションの低い自分がいることにも
引っかかりながら・・・。
帰りの電車で、セルフ・コーチング。
ある事について、ある事の「人」に対して引っかかっていたのではなく、
ある事の「内容」に対して引っかかっていたのです。
答えを出したつもりでも、自分の本当の答えでない時もあります。
浅いところで答えているよ、と自分の感情がサインを出してくれます。
日常ははやいスピードで過ぎていきます。
小さな違和感、それが何であるのかじっくり問いかける時間もないくらいのスピードで。
腑に落ちない、小さな違和感を、そのままにし、どんどん積み重ねていくと、
ますます本当の自分から遠ざかり、迷路に迷い込んでしまいます。
「腑に落ちないことをそのままにしておかない」
その答えを自分で見つけることが大切です。
自分の感情に、深さや広がりがあることを意識する。
モヤモヤしたままなのに、浅いところで決着をつけない。
同じことを何回も繰り返さないためにも。