習慣を変える


長年に渡って沁みついた習慣は、なかなか変わらない、
頑固にピッタリ張り付いている、という体験の最中です。
スポーツクラブの身体調整系のレッスンの中に、
「人間本来の立ち方を身につけましょう」というのがあるのですが、
インストラクターの説明どおりの立ち姿がいつもできないのです。
自分では意識してやっているつもりなのですが、
毎回、修正というか、調整されます。
インストラクターは、私の今の状態を説明してくれたうえで、調整してくれます。
私も頭ではわかっているつもりです。
しかし、私の体は、理解できない。
なんとも悲しい状況です。
しかし、あきらめるなんてことはしません!
というのも、このことは、コーチングを通して行なってきた
自分自身の思い込み(観念)を手放すことと同じことだからです。
自分の考え方が、その後の行動を決め、その行動が習慣化するのです。
朝起きて、「朝ごはんを食べた後で、歯を磨く」という習慣の人が、
「歯を磨いた後で、朝ごはんを食べる」という順番に習慣を変えるように言われて、
そうしようと思っても、心理的な抵抗が少なからずあるものです。
最初の一歩目がなかなか出ません。躊躇します。
しかし、習慣化すると、自然にその行動ができます。
今まで意識せず、立っていたのを、
重心の位置を変え、骨盤の位置を変え、背骨をスーッと伸ばすように心がけています。
今は意識しないと、すぐ元の立ち姿に戻りますが、
意識しないでもできるようになる日が来るでしょう。
数十年の長きに渡って、意識もせずに身につけた体の習慣を手放した
その先に広がる世界は、今までとは違うはずです。
体の習慣も、考え方の習慣も、なかなか手強く、変化を拒みます。
「今この瞬間変わった」というのではないかもしれませんが、
「あー、最近少しずつ変わってきたな」という感覚がやって来ると信じています。。
ポイントは、焦らず、無理せず、根気よく、
自分の中の抵抗勢力!?とつきあっていくことでしょう。
自分の身体とも仲良くコミュニケーションをとっていきましょう!

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