良い気分でいますか?
今年の私たちは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた
生活が続いています。
ニュースでも仕事でも、日常生活のなかで
耳にするのも話すのもコロナ関連の話題が多くなっています。
コロナ関連の話題のとき
どんな言葉を発して、どんな気持ちでいるでしょうか?
知らず知らずのうちにネガティブな言葉が出ていたり、
これからのことを心配する気持ちになっているのではないでしょうか。
コロナ前より「良い気分でいる」時間が減っているように感じます。
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こんなときだからこそ、私は日常での人との関わりのなかで
「良い気分でいる」を意識しています。
あるとき、仕事の合間のランチに一人でカフェに入りました。
ビジネス街のカフェでほとんどが一人客で静かに寛いでいます。
私の斜め前の席にサラリーマンの男性が座るなり
パソコンを立ち上げて電話で話し始めました。
小さな声で話していたので、そんなに気にならなかったのですが
15分経ってもまだ電話しています。
食べ終わって、読みかけの小説を読みながら、もうしばらく休憩するつもりでした。
食事中は気にならなかった電話の話し声が耳について読書に集中できません。
あと5分経っても電話が続くようなら一声かけようと決めました。
男性が電話で話し始めて20分後、私はその男性に
「電話が長引くようでしたら、外でお願いできますか?」
こちらの表情がマスクで見えない分、穏やかな表情と声のトーンで伝えました。
男性は私のほうを見て頷き、電話を終えてくれました。
その後、男性は「すみませんでした」と爽やかに一言返してくれました。
その男性とは気持ちの良いやり取りができました。
「伝えてよかった」と良い気分でその後はゆったり読書タイムを満喫しました。
うるさいなと思いながら我慢して、そこにいることも選べます。
我慢しきれなくなって、嫌な気分のまま自分が店を出ることも選べます。
常識のない人に対して、感情的になって怒ることも選べます。
お店の人から男性に声をかけてもらうことも選べます。
自分も相手も良い気分でいられる1秒先の未来を想像して
自分の言動を選ぶこともできますね!
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私たちは嫌な話(コロナも入るかもしれません)をすると、気分が悪くなります。
しかし、私たちは「良い気分でいる」ということに慣れていません。
なので、嫌な話をして、嫌な行為に対して、気分が悪くなっていても、
「気分が悪い状態」に気づかないでいます。
「良い気分でいる状態」が増えると、「気分が悪い状態」にも気づきやすくなりますよ!
そして、自分自身が良い気分でいるには、
相手も良い気分でいられるようなコミュニケーションが必須です。
あなたの良い気分が発信源となって、まわりに良い気分が広がります!
良い気分でいるためには、自分も相手も大切にする自己表現(アサーション)が
とても大切です。
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