マトリックスとリーダーシップの旅
久しぶりに映画 『マトリックス 特別版 [DVD]』を観ました。
かめばかむほど味が出るスルメのような映画です。
観るだびに新しい発見があります。
預言者に、
「救世主を探せ」と言われたモーフィアス。
預言者に、
「愛する人が救世主」と言われたトリニティ。
ネオが救世主だと信じるモーフィアス。
恐れを拭いきれないけれど、ネオを愛するトリニティ。
この二人がまさに“心を解き放った”とき、
ネオは己を信じるというより、モーフィアスとトリニティの信じる心を信じ、
その瞬間にネオの心も解き放たれたように感じました。
ネオは救世主なのではなく、救世主になった。
そう思った瞬間、
この本 『リーダーシップの旅 見えないものを見る (光文社新書)』とつながりました。
以下引用。
社長になろうと思って社長になった人はいても、リーダーになろうと思ってリーダーになった人はいない。リーダーは自らの行動の中で結果としてリーダーになる。・・・
ネオも救世主になろうと思って、救世主になったのではない。
はじめから救世主だったのではなく、結果として救世主になった。
もう何回観たのかわからない『マトリックス』を再度観ることで、
“ネオとリーダーシップ”との共通点を発見した気分です。
私にとって、スルメよりスルメらしい映画なのです。
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