海と坂道 私の原風景 


中学・高校は陸上部で、毎日、走るのが楽しくて、大好きでした。
特に中学の時は、テスト期間中、部活動のない日が苦痛でたまりませんでした。
走るのはしんどいけれど、走れないとなると、どうしても走りたい。
私から走ることを取り上げないで~!! 
心の中で猛ダッシュ!! 
そんな心境でした。
去年からスポーツクラブに通い始めましたが、
実はいまだに一度も走ったことがないのです。
マシーンで、ランニングすればよいものの、
どういうわけか、ウォーキングばかりしています。
ただし、傾斜をつけて、高速ウォーキング。
この傾斜高速ウォーキングをしていると、小学生の頃を思い出します。
和歌山の実家は、海と山に囲まれたのどかな田舎です。
海側に家があるので、小学校へは山を越えて通っていました。
行きは、下り坂で楽なのですが、帰りは、みかん畑の山の急な登り道です。
傾斜高速ウォーキングは、学校の帰り道、あの急な坂道を登る感覚に近いのです。
傾斜高速ウォーキングが終わった瞬間、
帰りの坂道を登りきって、目の前に広がる海側の景色を思い出します。
季節によって違う海の色合いや吹く風の感触も蘇ります。
原風景が蘇ってくる、そんな感覚です。
小学生の頃の私は、毎日の帰り道で、小さな達成感を味わっていたのかもしれません。
傾斜高速ウォーキングを卒業して、もしランニングを始めたなら、
中学の頃、陸上部で味わった何かしらの感覚が蘇ってくるのかもしれません。
それも楽しみです。
当分は、小学生だった頃を思い出しながら、
傾斜高速ウォーキングを楽しみたいと思います。
坂道と海の景色とともに・・・

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