誰も間違っている人はいない、という考え方


コーチングの基本的な考え方のひとつに、
『誰も間違っている人はいない』 という考え方があります。
私の解釈では、
“誰も間違っていないと思いなさい”、“そう信じなさい”、と言っているのではなく、
“誰も間違っていない”という視点に立ってみると、見えるもの、聞こえてくるものが違ってくる、
ということだと捉えています。
たとえば、
私が“Aさんは間違っている”と思ってしまうと、私はどこにいるのでしょうか?
Aさんは間違っているという私の限定的な視点に立っています。
その位置からしか、Aさんを見ていません。
Aさんは間違っていないとしたら?と自分に問うてみると、
“間違っている”という視点から抜け、別の視点からAさんを見てみようとします。
視点を変えてみることが大切です。
そうすると、自分もAさんも含めた全体像が浮かび上がってきます。
自分の凝り固まった視点を変えるために、
点で捉えていたのを面や立体的に捉えるために、
『誰も間違っている人はいない』という考え方が存在するのではないでしょうか。
この考え方は他にも多々、効能がありそうです。

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