おためごかし


ある小説の中に、
『おためごかし』という言葉が出てきました。
おためごかし (御為倒し)
今までにもこの言葉を耳にしたことはありますが、その意味を知らないことに気づきました。
こういう意味だそうです。 はてなキーワード ↓
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%AA%A4%BF%A4%E1%A4%B4%A4%AB%A4%B7
人と人の会話を聞いていて、
これってまさに『おためごかし』だなと思う場面に遭遇。
しかし、当人は気づいていない。
いや、気づいているのかも。
おためごかしは、なかなか賢く、巧妙です。
一見、あなたのためよ。
実は、自分のためなのよ。
人のためと自分のためは、
くっきりはっきり区別できるものでもないよな気がします。
人のためと自分のためは、
複雑に絡み合っているよな気がします。
“おためごかしを言ってはいけない”
しっくりしない。
おためごかしは、人間らしさの表れのひとつじゃないでしょうか。
“おためごかしなんかも言えちゃいます!”
こちらのほうがしっくり落ち着きます。
おためごかしを言うことも人間らしい才能だと捉えると、
なんだか人って豊かです。
そんな感じしませんか?
ま、モノには限度というものがありますが。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Top