意識のモード


ある日の電車の中。
二人の女性が話していました。
スーパーでの出来事のようです。
レジで精算した後に、買い忘れたものを思い出し、
そのまま精算済みのカゴを袋に詰める台に置いたまま、
その女性は、身ひとつで買い忘れた商品を探し、
精算を済ませて、カゴの所に戻ったそうです。
すると、カゴごと消えていた・・・。
(おそらく、誰かが持ち去った)
この女性は、
「私が悪いんだけど・・・」
と言いながら、また同じ商品を買いなおすことになった
やるせない気持ちをもう一人の女性に話していました。
事の顛末を聞いた女性は、
「そんなことされたら、腹立つわな~」
と自分のことのように怒っていました。
聞き手の女性は、話し手の女性の話を聞いて、
<私だったら、こんな気持ちになる>と言葉で伝えているわけです。
「腹立つわ」
「人のものを盗った人は、その人も同じめにあうはずだ」
この二つの言葉を繰り返していました。
これらの言葉が、良いか悪いかではなく、
話し手の女性が必要としている言葉でないような
ちぐはぐな感じがしました。
というのも、
聞き手の女性の言葉の対象は、<持ち去った人>です。
話し手の女性の気持ちにもう少し寄り添っていたなら、
もっと違った言葉が出てきたかもしれません。
ここで、ポイントとなるのは、<意識>です。
自分の<意識のモード>を意識すると、
このような場面で発する言葉も変わってくるでしょう。
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