自分軸で生きる道しるべ 


コーチングでは、目標を持って、それに向かって進むことを重要視します。
個人的には、必ずしも、目標を持たなければいけないとは思っていません。
ただし、目標や目的が明確だと、不要なエネルギーを使わなくて済みます。
エネルギーを何に使うかを選ぶようになります。
例えば、英会話を習いに行くとします。
Aさんは、『外国人顧客と英語でビジネスを行なう』という目的からの参加です。
Bさんは、『英語ぐらい話せるほうがいいかな』とゆるやかな漠然とした理由です。
どちらが良い悪いではなく、目的が明確かそうでないかで、
その後の選択が変わってきます。
ある日、英会話学校主催で、英語での音楽発表会が行なわれることになったとします。
生徒が集まって歌を歌う発表会です。
Aさんは、「私は、会話ができるようになるのが目的だから、
      音楽会には参加しないでおこう。
      歌の練習をする時間を、会話の練習に使おう」
Bさんは、「どうしようかな~。とりあえず、面白そうだから、参加してみよう」
目的がはっきりしているAさんは、迷いなく、次の自分の行動を選びます。
目的に沿って、自分の現在地を確認し、自分軸で選択します。
漠然とした中にいるBさんは、自分の立ち居地がわからないので、
自分で選びました、決めました、というわけではありません。
軸がどこにあるのかよくわからない状態です。
目的や目標を持つことは、自分軸での選択・行動につながります。
どういうふうに自分のエネルギーを使えば、目標に近づくのかも明確です。
目的や目標は、自分軸で生きる道標となります。

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