感謝の手紙
東日本大震災の3月11日。
一通の手紙が私の元に届きました。
昨年、コーチング・ワークショップでともに過ごした
ある中学校の生徒さんからでした。
同封の先生からの手紙には、
卒業する3年生のあいだで今までお世話になった方々のことが話題になり、
感謝の気持ちを表す手紙を書くことになったそうです。
ワークショップは随分前のことですが、
この生徒さんは、印象に残ったことや感じたことを、
素直に、そしてありのままに表現してくれています。
しかも、“拝啓” からはじまり、“敬具” で終わる形式にそって書かれています。
定型書式ではじめて文章を書く緊張感。
素直に自分の感じたことを表現するのびのび感。
二つの感覚が仲よく乗った心のこもった手紙に、じーんと感動しました。
手紙をくださった生徒さんをはじめ、ワークショップでともに過ごした3年の生徒さんたち。
彼らはこれからの日本の復興を支える、日本の世界の未来を担う人たちです。
最澄が残した言葉
「一隅を照らす、これ国の宝なり」
日本は今もこれからも光に満ち溢れています。
私たちにできることはたくさんあります。
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