病院という涙を流す場


病院での診察の待ち時間に
クライマックスに近づいた小説 『永遠の0 (講談社文庫)』 を読んでいると
不覚にも涙が溢れ出しそうになり、必死で我慢しました。

院内で泣くと周りの人にどう思われるかと我に返り、小説を味わうどころではなくなってしまいました。

我に返って思ったのは
病院という場では、いろんな涙があるだろう、ということです。

患者さんの涙やその家族の涙、医療者の涙 ・・・。

いろんな人がいろんな涙を流す場だからこそ
病院は、「誰にとっても優しい場所」であってほしいです。

そんなことを思いながら
私自身は、これからも医療現場で働く人のよりよいコミュニケーションのお手伝いを
しっかりとやっていこうと思います。

ご存知かと思いますが、『永遠の0』は、病院の話でも病気の小説でもありません。

クライマックスシーンは、もう一度じっくり読み直して、心置きなく泣きますね~(*^-^*)

※この記事は、2013年5月16日 facebook投稿記事を加筆したものです
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