重いコートぬいで出かけませんか?


子どもの頃、よく歌ったキャンディーズの『春一番』に
こんな一節があります。

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泣いてばかりいたって幸せは来ないから
重いコートぬいで出かけませんか
もうすぐ春ですね
恋をしてみませんか
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「重いコートぬいで出かけませんか」

この部分が気に入っています。

特に春は、人事異動や転職など変化の時期です。

変化のときを迎えている人には
「今までのコートをぬいで、次に進もうとしているのだな。がんばって!」
とエールを送りたくなります。

季節に関係なく、そして、コートでもなく、
心に付けていた固い鎧(よろい)を外して、進もうとする人もいます。
そんな人にもエールを送りたくなります。

私たちは、寒さから身を守るためにコートを着るように、
いろんなことから身を守るために自分を覆います。

必要なときに身に付ければよいはずが、常に着込んで着込んで、
いつのまにかだんだんと動きにくくなっていきます。
予防対策の行き過ぎですね。

そうなると、動きたいのに動けない。

動けないときは、
「源は自分」と声に出して言ってみてください。

間違っても「源頼朝は自分」と言わないように。
明後日の方向に行ってしまいます。

「源は自分」

自分の中心に力強い何かがあるのがわかります。

すると、重くて厚ぼったいコートに気づけたり、
動きにくい鎧甲冑に気づいて「どこの戦国武将やねん!」
と軽快にツッコミを入れて、
いらないもの、背負っていたものが
剥がれ落ちて身軽になる可能性が生まれます。

重いコートぬいで出かけませんか?
もうすぐ春ですね!

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