脳!内なる不思議の世界へ
大阪歴史博物館で開催中の特別展 『脳!内なる不思議の世界へ』へ行って来ました。
脳の標本を見る機会は、少ないと思います。
でも、こんなにたくさんの生き物の脳を見る機会は、もっと少ないでしょう。
脳がどんな道をたどって進化してきたのか、どこで進化のプロセスに違いができたのかなど、
考えながら見ると面白いです。
マッコウクジラの脳。ゴキブリの脳。シバイヌの脳。
南方熊楠(天才と言われた博物学者)の脳・・・。
たくさんの生き物の脳を前に、私の脳も驚いていました。
種の違いが、脳の違いをつくるのか?
脳の違いが、種の進化の違いをつくるのか?
ズレてる? そんな単純なものじゃない?
私の脳は、さまざまな脳について思いをめぐらせます。
そして、グチャグチャにわけわからん状態です。
好奇心もいっぱいだけれど、私の脳もいっぱいいっぱい。
この展覧会は、脳の標本の展示だけでなく、私たちの脳がつくる世界や変化する脳について、
体験型のコーナーもあり、自分の脳を使って、脳の不思議を感じることもできます。
この特別企画は、見どころ、考えどころ、体験どころ満載です。なかなかのものです。
子どもも大人も楽しめる仕掛けがたくさんあり、企画側のメッセージもしっかり伝わってきます。
脳は、脳について広く知ってもらうために、すばらしい企画を生み出し、形にする力も備えている、
ということを証明してくれています。
大阪歴史博物館 http://www.mus-his.city.osaka.jp/
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