東大阪版 『スタンド・バイ・ミー』
先週の良く晴れた日のこと。
午前中のコーチング・セッションが終わってから、プチ・ハイキングに出かけました。
今、春休みなんですね。
高校1年生ぐらいの男の子たち3人組も同じコースを歩いていました。
山を登るコースで、急な登り坂がずっと続きます。
高校生たちは自転車で来ていました。自転車では登れないほどの急な登りです。
自転車をつきながら、登っていました。
普通に歩いてもハードな坂道。彼らは自転車の重量分の負荷がかかり、もっとキツそうです。
私が休憩していると、高校生たちも追いつき、
「こんにちは!」と元気に声をかけてくれました。
どこから来たのか、どこまで行くのかなど、少しばかり話をしました。
景色も空気もきれいな、広々とした場所で出会うと、
知らない者同士でも、世代が違っても、自然と会話が生まれます。
高校生たちは、大発見のごとく 「あっ、井戸や!」 と井戸を覗き込んだり、
「ヤッホー!」 「しんどいぞー!」 「ウォー!」 「ワァー!」
楽しそうに大声を張り上げていました。
街中では、楽しくてうれしくて大声を張り上げてしまっただけだとしても、
さまざまな他人の視線にさらされます。
しかし、自然の中では、大声で叫んでも、山や自然が受け止め、吸収してくれます。
若者はエネルギーいっぱいです。
彼らのエネルギーも自然の一部なんだよねと思うと、彼らを頼もしく感じました。
映画 『スタンド・バイ・ミー』の少年たちのような高校生たち。
私の頭の中ではベン・E・キングの歌う主題歌が流れ出し、高校生たちの姿と映画が重なり溶け合いました。
『スタンド・バイ・ミー』の東大阪版を見せてくれて、ありがとう!
青春映画は、映画の中だけじゃない。
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