いけばな展で私が観たもの


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いけばな展を観に行ってきました。
目的はふたつありました。
ひとつは、学生時代から華道を続けている友人の作品を観る。
もうひとつは、私には縁のなかった未知の世界をのぞいてみる。
会場はいくつかに別れていて、メイン会場は劇場型のホールをうまく利用していました。
ホールに入ると、上から全体として鑑賞できます。
座席間の通路の階段を下りて行くと、角度が絶えず変わるので、一段一段違って見えます。
途中で、席に座って鑑賞することもできます。
間近では、個々に作品を鑑賞できます。
ステージ上の作品は、下から見上げる角度でも鑑賞できます。
こういうふうに空間を活かした鑑賞方法もおもしろいなと思いました。
友人の作品も素敵でした。
シンプルな凛とした美しさ。
観る側には、無駄のない美しさ、上品さが伝わってきます。
友人曰く、「シンプルなものほど難しいねん」
誤魔化しが効かないということか・・・。
友人は事もなげに言います。
「学生時代から数十年これだけはずっと続いてる。一生続けていくと思うよ」
華道という私にとっての未知の世界が見せてくれたのは、
友人の大切にしている生き方でした。

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