神は細部に宿る 押井守監督作品 『スカイ・クロラ』


今年の夏、観たい映画は・・・ずばりアニメです!
宮崎駿監督 『崖の上のポニョ』 http://www.ghibli.jp/ponyo/ と、
押井守監督 『スカイ・クロラ』 http://sky.crawlers.jp/tsushin/ です。
私にとって、アニメの夏!
早速、押井守監督 『スカイ・クロラ』を観ました。
日本国内よりも、海外での評価が高い監督です。
アメリカや海外のSF映画を変えたと言われる 『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』は、
今観ても革新的です。
ウォシャウスキー兄弟監督 『マトリックス』は、この映画からインスパイアされたという話は、
あまりにも有名です。
『スカイ・クロラ』は、映像・音楽・ストーリーどれもが素晴らしい映画です。
詳しいストーリーは知らずに観ました。
知っているのは、永遠の命を持つ子どものままの姿をした“キルドレ”たちが、
ショーとしての戦争をする・・・。
オープニング・ロールの基地を目指して飛行する雲の上。
このシーンを見ているだけで、うっすらと涙。
直感的にラストを予感したかのようでした。
映画自体は、すべてのものが丁寧につくられています。どこにも手抜きなし。
まさに、“神は細部に宿る”。
スクリーンに映し出されている以外の音。
たとえば、部屋から人が出て行きます。
スクリーンで展開される映像は、その部屋に残っている人たちの言動です。
しかし、部屋を出る人がドアを閉める音は、私たち観客も聞きます。
映像にドアを出て行くシーンはないけれど、ドアを閉める音がする。
スクリーンに収まっていない部分も丁寧につくられています。
あっ、そうか、そうなんだ!
スクリーン以外にもスクリーンがあることに気づきました。
それは、“観客の心のスクリーン”です。
奇跡の大発見です。
映画を観るのは、心のスクリーンで観ているということ。
心のスクリーンに映し出すからこそ、心が豊かになっていくということ。
押井守監督のすごさ、偉大さを実感しました。 
この作品は、全体的にキルドレの空虚感が漂っています。
それなのに、最後に私の中から出て来た思いは、力強いものでした。
“人生は味わい深い”。
私たちは、自分の人生を自分の力で、味わい深いものにすることができる。
そんなメッセージを受け取りました。
味わい深い映画です。
残るは、ポニョだ!
宮崎駿監督は、私にどんな発見をさせるのか??

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