イタリアの香り NINE
少し前、無性に映画館で映画を観たくなり、これにしよう!直感で 『NINE』 を観ました。
映画『NINE』→ http://nine-9.jp/
豪華キャストという以外は何の知識もなかったのですが、
映画が始まって少し経った頃、
「あっ!フェデリコ・フェリーニの『8 1/2』だ!」と気づきました。
(映画『8 1/2』をもとに作られたのが、ブルードウェイ・ミュージカルのNINE。
そのミュージカルを映画化したのが、この映画だそうです)
旧友とバッタリ道で出会ったかのような懐かしさと嬉しさに包まれました。
十代から二十代前半にかけて、イタリア映画やフランス映画、ポーランド映画など
ヨーロッパ映画にハマッていた時期があります。
主役のダニエル・デイ=ルイスで思い出す映画は、
イギリス映画の『眺めのいい部屋 HDニューマスター版 [DVD]』です。
(この映画の主役ではなかったけれど)
『眺めのいい部屋』はお気に入り映画のひとつです。
ちょっと偉そうな言い方をすると、
ダニエル・デイ=ルイスも歳を重ねていい俳優になったよね~、
感慨深いものがありました。
マルチェロ・マストロヤンニほどのアクの強さはないですが、
ダニエル・デイ=ルイスもいい味を醸し出していました。
それに、
ソフィア・ローレンの圧倒的な存在感はお見事でした。さすがぁ~。
久しぶりに、イタリアの香り漂う映画を観た気分です。
フィギュア・スケートの高橋大輔選手もフェリーニの『道』の
音楽に乗せて情感たっぷりに滑っていたように、
今、フェデリコ・フェリーニ再燃なのでしょうか?
フェリーニ作品をまた観たくなってきました。
新しい発見がありそうです。
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