空が見えたとき
ずっと前の私には、空がありませんでした。
空がなかった、というか、空はいつも変わることなくあるのに、
私には、空が見えていませんでした。
まったく見ていませんでした。
視界に入っていたはずですが、私の目に空は映っていませんでした。
下ばかり見て歩いていたわけでもないのですが・・・
あるとき、空があることに気づきました。
世紀の大発見のように、私は、私の空を発見しました。
あるときを境に、私の生きている今を発見しました。
私の空が現れたとき、私の生きている今、が同時に現れたのです。
そして、
「生きてるんだな、わたしって」
生きる意味はわからないけれど、今、生きている、そのことはわかりました。
~**~ 今日の日記は、感覚で読んでいただけると嬉しいです ~**~
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