日々これ好日

信楽焼きのコーヒーカップ


先週末、信楽へ行って来ました。
信楽といえば、たぬき。
信楽焼きの店先には、大小びっしりとたぬき達が並んでいました。
幸運を招く『黄金たぬき』なるたぬきも。
黄色いたぬきは初めて見ました。
“ちょいカワたぬき”といったところでしょうか。
気になる方は、クリック!http://www.tanukimura.com/
あるお店のゆったりとした2階ギャラリーで、私好みのコーヒーカップを見つけました。
中川雅佳さんという陶芸家の作品。
土のいい匂いがしてきそうな、あたたかさを感じるコーヒーカップです。
今、その信楽焼きのコーヒーカップにコーヒーをいれ、
信楽土産のお饅頭『ぽん太村のまめだぬき』を食べながら、ほっこりしています。
こんな寒い日には、お気に入りのコーヒーカップから伝わってくる温かさ、いいものですね。


C.W.ニコル氏 『森の再生を目指して』


私の愛読書「通販生活」の中に、カタログハウスの学校のイベントが掲載されています。
大阪校での『黒姫山からのメッセージ~森の再生を目指して』という環境セミナーに参加しました。
講師は、某シューズメーカーや某ウイスキーのCMと言えば思い出す(ちょっと古いかな)、
作家のC.W.ニコル氏。
20数年前に、長野の小さな森を買い、森の再生活動をはじめた動機や自然に対する考え、
今私達にできることは何かを、彼の半生と絡めながら興味深く語ってくれました。
「姉妹都市」というのはあるけれど、「姉妹森」とういのはない。
ニコル氏のユニークな発想力にたくましさを感じました。
英国ウエールズの広大な森と、彼の黒姫の小さな森は、「姉妹森」なのだそうです。
「人間には、森の遺伝子がいっぱい。森に住むチンパンジーと人間の違いは、たったの2%」
という言葉が印象に残りました。
私達の生活は便利になりました。
しかし、「自然とともに生きている」実感は、どれくらいあるでしょうか。
人間もかつては森の一部、自然の一部だった・・・のではなく、今もなにひとつ変わらず、
自然の一部だということを、私達の表層意識は忘れてしまっていても、私達の遺伝子は憶えている。
森の再生の話を聞きながら、こんなふうに感じました。
そして、ニコル氏に、私達が忘れ去ってしまった自然の情緒を感じる日本人の心を見つけました。


大学も変わりましたね


先々週の日曜日、京都大学時計台本部での勉強会に参加しました。
一般にも貸し出されている会議室があります。
大学の正門を入っての第一印象は、「あれっ?こんなにきれいだった??」
十数年前の薄っすら残っているイメージとは違って、垢抜けた感じが・・・。
2年ほど前に、改修工事がされたそうです。
1階のラ・トゥールというフレンチ・レストランでランチにしようとみんなで降りていくと、
レストランの前は、人であふれ返っていました。
待ち時間を聞くと、1時間!!
休日なので学生はほとんどいません。
一般の人ばかりです。
そんなに有名なの?美味しいの?
結局、正門横のカフェテリアで食事をしました。
ここも小洒落たというか、明るく開放的でした。
京都大学も変わったなぁ。
私が学生時代に知り合った京大生さんたちからは想像できないです。
当時は、それはそれで味があってよかったのですが。
時代の流れを感じました。
夕方のニュースでは、関西学院大と聖和大が合併協議に入ったと報道されていました。
少子化で、今後、大学はどう変わっていくのでしょう。


THE有頂天ホテル


三谷幸喜脚本・監督の映画『THE有頂天ホテル』。やっと新春公開です。
はじめは、この秋公開予定だったように記憶していますが、延びたようです。
この映画のチラシに、赤いバンダナをしたアヒルを捕まえようとしている役所広司の姿が。
そうです。何が起こるかわかりません。何が起きても不思議じゃないのがホテルだと思います。
私自身、お客さまスペースで、動物に遭遇したことはなかったのですが、バックヤードでならありました。
トイレに行こうと事務所を出て、従業員用通路を歩いていると、
突然、鳥が猛スピードでこちらに向かって飛んできました。
鳩でもスズメでもなく、鳩より小ぶりな鳥でした。
迷路のようなバックヤードに、どこをどう迷い込んだのか。
捕まえようとすると、おもいっきり逃げます。
鳥も必死でした。
お客さまスペースのロビーに出てしまうと、手がつけられません。
従業員通路を鳥が飛んでいる状況は、おもしろいけれど、ロビーに出てしまってはと考えると、
こちらも必死。
ほどなく、男性社員の手に、御用となりました。
『THE有頂天ホテル』の公開が待ち遠しいです。
どんなホテルマンやお客さまが出てくるのか期待大ですね。
「あー、こんな人、いたいた~」とか口走っているかも。


モーターパラグライダーで空撮 矢野健夫


飛行撮影家・矢野健夫氏の撮影風景を特集した番組『赤い翼~シルクロードを飛ぶ~』を見ました。
モーターパラグライダーを操縦しながら、デジタルカメラで撮影する。
至難の業です。
その映像が素晴らしく美しい。
特に、低空飛行の映像は、臨場感にあふれ、自分の目で見ているかのような錯覚に陥ります。
鳥には、世界がこんなふうに見えているのですね。
上空は、さまざまな方向からの風が吹いています。
その風をとらえ、うまく乗り、撮影するのは、本当に難しいことでしょう。
矢野氏は、いとも簡単なことのように、自然を感じ、自然と融合し、見事な映像を私達に届けてくれます。
この番組の再放送は12月13日深夜、さらに、12月29日はロングバージョンで再放送される予定です。
もう一度、見てみようと思います。
矢野健夫オフィシャルサイト http://www.bird-eyes.com/index.html
NHKスペシャル『新シルクロード』  http://www.nhk.or.jp/silkroad/index03.html


姓名について


「最近の子供の名前って、読み方が難しいよねー」
友人と姓名の話になりました。
名前は、生まれる人ごとに違って(同じ名もありますが)、どんどんバリエーションが増えていくけれど、
姓(氏名の氏のほう)は決まっているから、多少増減はあっても一定数であまり変化がないのかな?、
なんて話になりました。
改名は聞いたことがありますが、改姓はあまり聞きません。
無いことは無いのでしょうが。
私が生きてきた年数だけでも、世の中は急速に変化しています。
私達の“姓”には、今後どんな変化があるのでしょうか?
確かに、女性が外国人と結婚すると、“姓”のバリエーションは増えていますよね。
日本の歴史の流れの中で、姓名を考えてみると・・・
大なり小なり変化しています。


15年前のフロント


先日、ホテルのフロントで一緒に仕事をしていた先輩のお宅へ、もう一人の先輩と遊びに行きました。
この3人で、十数年前、有馬温泉に1泊で出かけたこともありましたが、
ひとりの先輩は、きれいさっぱり忘れていました。ちょっと寂しいぞ。
久々の再会でしたが、何の違和感もなく、3人で15年前の記憶を引っ張り出してきて、
笑い転げました。
当時は、バブルの終わり頃で、個性的なお客さまが多かったので、そういうお客さまの面白い所を
見つけるのが楽しみのひとつでした。
当時のお客さまやスタッフの話題が尽きることなく出てきました。
くだらないことでも楽しもうとする所は、3人とも、今も変わっていないなあ、と感じました。
笑いのツボが同じなんですね。
笑いすぎて、翌日、腹筋が痛かったほどです。
当時は、若くても体力的にきつく、仕事量も半端じゃなかったけれど、思い出は楽しかったことばかりです。


大原美術館



先日、久しぶりに倉敷の大原美術館を訪れました。
大原美術館は、今回で3度目か4度目になります。
コレクションのすばらしさと幅広さに毎回新たな発見があるのが魅力です。
今回は、モネの『睡蓮』。
あまりにも有名な作品です。
水面に映る色のやわらかさの中に深さを感じ、ずっと見ていたい気持ちになりました。
色が生きている、動いているように感じました。新たな発見です。
次は、どの作品に、どんなことを感じるのか楽しみです。
写真は、大原美術館前の紅葉です。
見事な紅葉、こちらも生きた色でした。


ほぼ日手帳2006


ほぼ日刊イトイ新聞を久しぶりに覗いてみると、『ほぼ日手帳』が発売されていました。
楽しく使えそうな手帳なので、一度試してみたいなと去年も思ったのですが、
すでに別のスケジュール帳を買った後でした。
その時は、来年こそは!と意気込んでいました。
が、今年もまた、去年と同じスケジュール帳を買ってしまいました。
ほぼ日手帳を思い出す前に。
再来年こそは!
ほぼ日手帳2006 http://www.1101.com/store/techo/
ほぼ日ホワイトボードカレンダー http://www.1101.com/store/calendar/


人生クリームの味


いつもの通り道に、クレープ屋さんがあります。
いつもいい匂いが漂っています。
「人生クリーム」
メニューボードの文字が目に飛び込んできました。
よく見ると、「栗あん生クリーム」でした。
「ん」が「人」に見えました。すみません・・・。
最近、コーチングで、人生設計などテーマのクライアントさんが多いので、
無意識にも、「人生」について考えているのかな、と思いました。
強引なこじつけですか?
栗あん生クリームの味は想像できますが、
もし、「人生クリーム」なんていうものがあるとしたら、一体どんな味がするのでしょう?


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