ベランダに、ひとひら~
昨晩、ベランダに出ると、桜の花びらがひとひら、落ちていました。
自宅の周りに桜の木はないので、
どこかで散った桜の花びらが、風に乗って、ここまでたどり着いたのでしょう。
ひとひらの桜の花びら。
この花びら一枚に、
季節の移り変わりを感じます。生命力を感じます。
と同時に、はかなさや寂しさも感じます。
この花びら一枚で、
桜とわかります。わかる自分に、日本人の持つ感性を感じます。
桜は、
芽吹く頃もよし。
満開の頃もよし。
散り際もよし。
人生も桜と同じように巡っていく、
ということを私に感じさせてくれました。
今朝、ベランダに出ると、ひとひらの桜の花びらは、もうそこにはありませんでした。
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