舞姫 テレプシコーラ


最近、コミック本をあまり読んでいませんでした。
読み出すとやっぱりおもしろ~い!
山岸凉子の 『舞姫 テレプシコーラ』を一気に読みました。
バレエダンサーというだけでなく、コリオグラファー(振付師)へと
展開していくところに興味がそそられます。
バレエの世界だけを描くのでなく、いじめや社会問題も盛り込まれているので
ストーリーに厚みが出て、読み応えがあります。
現実とバレエの厳しさ華やかさが、巧みに交錯する山岸ワールド。
山岸凉子の漫画家としての力量は凄みを増しています。
私の中の日本史では、
聖徳太子としてでなく、厩戸王子として確固たる存在感を放つ要因になった
山岸凉子の代表作 『日出処の天子』。
その話になった時、知人が
印象に残っている蘇我蝦夷の言葉をスラスラ~と言うのを聞いて、
ひっくり返りそうになった経験もあります。
それぐらい人の心に印象深く今も残っているということですね。
山岸凉子だけでなく、萩尾望都、竹宮惠子、大島弓子も好きでした。
竹宮惠子の 『地球へ・・・』は、今新たにテレビ放映されています。
http://www.terra-e.com/
昔、映画館で観た 『地球へ・・・』を思い出しながら、しっかり観ています!
それから、竹宮惠子といえば、『風と木の詩』でしょう。
昔のマンガを語り出すと、オタク感たっぷりです。

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