藤本由紀夫展 和歌山県立近代美術館


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和歌山に帰省中、美術館を訪ねてみようと思い立ちました。
和歌山城がすぐ近くに見える和歌山県立近代美術館へ!
(←美術館から見た和歌山城)
『藤本由紀夫展』が開催中。
大阪、西宮、和歌山の3都市で同時開催の展覧会だそうです。
和歌山での展覧会のテーマは 「関係 relations」。


「見る」 と 「聴く」
このふたつの感覚を、独自の発想と美的感覚で表現されています。
日常生活では発見できないような組み合わせを体験的に味わえる仕掛けになっています。
同じ会話でも、ラジオで聴くのと、活字として見る(読む)のとでは、
まったくの別物のように感じてしまう、という発見。
マルセル・デュシャンの朗読に、3拍子の法則を見出し、
朗読に音楽をつけるという実験的な作品は、歌でもない、朗読でもない、
心地よい“関係”を創り出しています。
芸術は、無駄なものではなく、なくてはならないものだと思っています。
日常生活を、新しい発想で考え、味わったことのない感覚で感じるエッセンスを与えてくれます。
芸術は、私たちの日常を豊かにしてくれます。
芸術と日常はつながっています。
まさに、さまざまな “relations” で成り立っています。
和歌山県立近代美術館 『藤本由紀夫展』
  http://www.bijyutu.wakayama-c.ed.jp/exhibition/fujimoto.htm

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