今年も正倉院展へ


昨年に引き続き、今年も正倉院展に行ってきました!
今年は、去年とは別ルートで招待券をいただきました♪
私の美術館好きも知れ渡ってきた証拠!? な訳ありません~。
今年は、『御即位二十年記念 第61回 正倉院展』
正倉院ゆかりの皇室のパネル展示もあり、例年より3日長い会期です。
メインの展示にはもちろん興味がありますが、私のいちばんの楽しみは、別にあるのです♪
展示の終盤に、
当時の人々の生活が感じられる品々が展示されています。
“ 正倉院古文書正集 第12集 ”は、徴税の基本台帳などです。
家族構成が細かく記載されています。
どんなふうに細かいかというと、
「右腕に黒子(ほくろ)」
「左頬に黒子」
身体的特徴まで記載されているのです。
名前は無くても身体で識別されるなんて、厳しい管理です。
“ 続々修正倉院古文書正集 第46帙 第6巻 ”は、写経生の報酬等に関する規則ほか。
今のように印刷技術のなかった時代、印刷の代わりが写経です。
一行脱落すると~~、
一文字抜けると~~、
誤字は~~、
給料から引かれるシステムです。
間違いの大小によって、事細かに決められています。
写経する人を監督する人は、もっと重いペナルティが課せられるのです。
キビシィ~~。
現代の会社員のほうが、よっぽどマシではないでしょうか?
失敗したから給料減額!私は聞いたことないでのすが。。。
昔の人の考え方や働き方を垣間見ることができる正倉院展。
私は大好きです。
昨年は『休暇届け』でした。ご参考までに ↓
http://www.a-relation.com/diary/2008/11/60.html

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