野火
夏のこの時期は、毎年一冊は、戦争関連の本を読むことにしています。
今年は、大岡昇平の 野火 (新潮文庫) を読みました。
戦争における「戦闘」を描くというよりも
戦争による「心理」を描いた作品だと思いました。
戦争が生み出す “精神の破壊” の軌跡・・・
この小説のひとりの主人公を通して感じたのは、
戦争自体、人の心が生み出したものである、ということです。
映画も公開中です。
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映画を観るのは勇気がいりそうです。
まだ観ていないけれど、戦争について考える・感じる貴重な映画ではないかと思います。
原作の小説は、毎年読み返してみたい作品です。
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