a-nationに観るショービジネス
先日、エイベックスの音楽フェスティバル『a-nation』に行ってきました。
http://a-nation.net/index.html
私なりのビジネスの観点から、ひと言で表すと、
「ショービジネスに関するノウハウが満載」
いかに利益効率を上げるか?
蓄積されたノウハウが駆使されている、と実感しました。
ステージは、大きく分けて二つの欲求に沿った目的によって構成されている
と捉えました。
・人気アーティストやファンのアーティストの歌を聴く・生で見るという
来場者側の欲求。
・これから売り出したいアーティストを織り交ぜて来場者に興味を持ってもらう、
またはファン予備軍を生み出そうとするエイベックス(主催者側)の欲求。
そこに、スペシャルゲストやステージ転換の合間のお楽しみなど、
プラスアルファで満足度もアップします。
また、会場の外をコミュニティエリアとし、ファンブースなど設置。
来場者でなくても、ファングッズを購入できます。
それに、ファンクラブ会員しか購入できないアーティスト・カードの販売もあり、
1袋3枚入りで、各アーティストのカードが18種類あります。
例えば、「東方神起を10枚」と言うと、
東方神起のカードが1袋に1枚とその他アーティストが2枚入ったのを
10袋購入することになります。
ファンだったら18種類すべて揃えたくなりますよね。
そうです。大の大人がカードのトレーディング。
4歳の甥っ子がウルトラマンのカードを集めているのと同じです。
大人も子どもも好きなものへの心理は変わらないのだと思いました。
ファンクラブ会員の購買意欲をかき立て、ファン心理をがっちり捉えた販売テクニック。
販促の仕掛けが上手いです。
他にも、何万人という人間を流れるように動かすための導線のとり方など、
挙げればきりがないほど学ぶ点がたくさんありました。
ステージ自体も楽しめ、ビジネス目線でも得るものが多いイベントでした。
どんなことでも、楽しむ視点と学ぶ視点を持っていると、
何倍にもなって自分のモノになります。
楽しむ視点はコチラで書いています。
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さいだねブログ
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