日々これ好日

浅田次郎 『珍妃の井戸』


『鉄道員(ぽっぽや)』 
『壬生義士伝』 
『地下鉄(メトロ)に乗って』
最近、映画化される作品が多い人気作家の浅田次郎。
はじめて浅田作品を読みました。
ベスト・セラー作品『蒼穹(そうきゅう)の昴』ではなく、その続編の『珍妃(ちんぴ)の井戸』です。
正統派なら『蒼穹の昴』を読んで、『珍妃の井戸』と読み進めていくのでしょう。
デザートを食べた後にメイン・ディッシュ食べるようなもの、と言われそうですが、
たまたま『珍妃の井戸』を借りたので、順序に関係なく読んでみました。
(メイン・ディッシュはまだです。。。)
義和団事件後の清朝最末期・紫禁城で珍妃を殺害したのは誰なのか?を軸に
人間模様が展開していきます。
読ませるのがうまい!
作品の世界にどんどん引き込まれていきます。
『蒼穹の昴』と比べると、それほどでもないと耳にします。
しかし、久しぶりに小説を読んだなぁーという気分に浸れました。
私としては大満足でした。
あっ、浅田作品はじめてではありませんでした。
写真と物語の『民子』を読みました。
ペットフードのCMだったあの猫の『民子』です。
しんみり、じんわり、そっとあたたかい・・・『民子』も好きな作品です。


スヌーカー(Snooker)


「スヌーカーの選手としても活動」・・・ある本の訳者紹介に書かれてありました。
スニーカーでもなく、スヌーピーでもなし。
“スヌーカー”とは何だろう?
調べてみると、ビリヤード競技の一種とのこと。
イギリスでは盛んでプロ選手もいるようですが、
日本のスヌーカー人口はまだまだ少ないようです。
スヌーカー  ウィキペディア(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC
イギリスといえば、クリケットも盛んですね。
スヌーカーとクリケット。どちらも棒(?)を使った球技です。
イギリスのお国柄と関係あるのでしょうか?
スポーツを歴史的な観点で調べてみるのもおもしろそうです。


今年の手帳


ここ3年、同じタイプの手帳を使ってきました。
今年は替えてみました。
といっても、同じタイプの少し大判です。
昨年までの手帳はちょっと小さめだったので、
その日することは別のA4サイズのスケジュール帳を使って管理していました。
この小さめの手帳とA4サイズのスケジュール帳を合体させたものが、今年の手帳です。
特注のオリジナル手帳ではありません。私の合体イメージに合った既製品の手帳です。
今年の手帳は、その日することを書き込む欄が今までの半分になりました。
実はそれが狙いだったのです。
その日することをたくさん書き出しても、できない日がほとんどでした。
そんな日が続くとどうなるか?
達成感もなければ、充実感も得られないのです。
「明日はこれだけは確実にやろう!」と決めて前日に書き込むと、スムーズにいくようになりました。
書き込む欄が少ないと、優先順位が明確になります。
もちろん、毎日すべて予定通りにはいきませんが、小さな達成感と充実感があります。
ちょっとしたパターンを変えるだけで、気持ちまで変化します。
小さな変化の積み重ねから、大きな変化がうまれるかもしれません。
小さな変化、侮ることなかれ。


消えた納豆


年が明けてから、スーパーに行くと、いつも売っているものが見当たりません。
それは、納豆。
『発掘!あるある大辞典』で、ダイエット効果ありと放送されたようです。
http://www.ktv.co.jp/ARUARU/
以前は、寒天も姿を消しような・・・。
寒天はふだん食べないので関係なし、と他人事だったのですが、納豆はホント困ります。
日常使いで食べている人間にとって、ちょっとした禁断症状が出始めております。
・・・・・納豆が食べたい!!
ダイエットのために納豆を買い込んだ人に軽くジェラシーを感じます。半分冗談です。
こんなに納豆が恋しくなるなんて、へんなの。


ファースト・レディ 安倍昭恵さんのブログ


安倍晋三首相の奥様・安倍昭恵さんのブログ。
日本のファースト・レディの生活はどんなものなのか?
昭恵さんはどんな考えの人なのか?
少しだけれど、彼女の一面を知ることができます。
アグネス・チャン宅で“アットホームなクリスマスディナー”と書かれていますが、
庶民から見ると、とっても豪華。お料理が何かは庶民の目で見てもわかるものもあります。
しかし、室内の様子が、宮廷風と言いますかヨーロピアン・スタイルに見えるのですが・・・。
ホームこたつを囲んで、みたいな感じのアットホームさじゃないのですねー。
安倍昭恵のスマイルトーク  http://akie-abe.jp/index.php?date=2007-1-31


起きる事、すべてを学びに変える!


昨年暮れも押し迫った12月31日、インターネット接続ができず、プロバイダーに電話してなんとか接続できるようになりました。
1月5日の仕事始め。
メールの受信がいつもより少ないなあ・・・と小首をかしげながら、そのままにしていました。
1月10日の夜遅く、やっと気づきました。
メールアドレスの設定ができていないアドレスがいくつかあることに!
慌てて設定し直すと、津波のような勢いでメールを受信。
クライアントさんとの連絡の行き違いもこれでやっと納得しました。
モーレツに慌しく、メールに返信していきました。
やってしまいました~。
相手を間違えて送信してしまいました・・・。
内容的には差し支えのないものでしたが、受け取った方は、あまり良い気分ではないだろう、容易に想像がつきます。
新年早々のエライこっちゃ!!でした。
新年にこういうトラブルを起こすということは、何かに気づきなさい、ということです。
このことから、私は何を学ぶ?
メールも人とのつながりです。
信頼関係は、人とのつながりを丁寧に大切にすること。
良きも悪しきもすべて素早くキャッチできるアンテナを常に磨いておきなさい。
この一件から、自分のこともちゃんと見えていなかったのだな、と気づきました。
人とのつながりを大切にすることは、自分を大切にすることだから。
起きること、すべてを学びに変えるぞ!


漫画家 加藤芳郎


メモを整理していると、1年前の新聞の切抜きが出てきました。
それは、漫画家の加藤芳郎さんの訃報の記事でした。
この人物のことを日記に書こうと思い、切り抜いておいたものです。
この訃報記事の人物、加藤芳郎さんは、私が子供の頃、よく観ていたテレビ番組『連想ゲーム』の
白組キャプテンでした。
そして、この白組キャプテンは、“野口英世”という人だと思っていました。
偉い人は、連想ゲームでも偉い人なんだ、と勝手に思い込んでいました。
野口英世の伝記を読んで、その挿絵の風貌(モジャモジャ頭と口ひげ)とまったく同じだったので、
同一人物だと思っていたのです。
子供の頃の世界観は、自分の知ってる世界がすべてでした。
だから、時代なんか関係なく、野口英世=連想ゲームの人。
自分の世界が少しずつ広がってくるにつれ、
「あれっ?もしかしたら、この人、野口英世じゃないかも・・・」
さらに世界が広がり、知識が増してくるにつれ、
「この人、漫画家らしいぞ・・・」
違いが認識できるようになりました。
誰に話すともなく、自己完結。
これはほんの一例ですが、こうやって、物事を理解し、判断できるようになっていったのだな、
と思い出した記事でした。
あなたもそんな経験ありませんか?
加藤芳郎 ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E8%97%A4%E8%8A%B3%E9%83%8E
「野口英世に似ているとも言われた」と書かれています。


愛犬ルルと甥っ子とDJ OZMA


お正月は実家の和歌山で過ごしました。
ここ3年、お正月を実家で過ごせるって幸せだなぁとじみじみ感じています。
食べてばかりで確実に太りますけれど。
ホテルに勤めていた頃は、お盆もお正月も祝日も土日も関係なかったですからね。
今までは実家の愛犬ルルが主役でしたが、去年から甥っ子が主役です。
ルルは甥っ子に主役の座を奪われただけでなく、ものすごい勢いで追っかけまわされています。
12歳のルルには堪えるようです。
去年の夏、甥っ子が帰った後、3日ほど食欲がなかったそうです。
今回は、甥っ子が近づくと歯をむいて唸っていました。
そんなことお構いなしの甥っ子は、DJ OZMAの『アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士』にあわせて踊ります。
“まわして~まわして~”の部分と“NA–NA–NA-NA-NA”の部分は特に楽しそうです。
http://www.dj-ozma.com/ 注)音が出ます。
そんな甥っ子は私のことを『ばば』と呼びます。
複雑です・・・。


2007年、日々是好日の始まり


2004年9月17日、『日々これ好日』というタイトルで、このホームページの日記がスタートしました。
2007年1月6日の今日、ある本の中に、偶然にも『日々是好日』という言葉が出てきました。
その本には、
「人生にはたまたま運がいいとか悪いということはない。
たゆまぬ努力で日々をよき日にしなさい」
「~~~~さいころの場合には、この目の出方は均等ですが、
運の場合は日々の思い、行動がさいころの目を変えます。
ですから、さいころの次の目が何かを知りたいと考えずに、
苦しくても悪いことをせずに、誠心誠意生きてゆくことが大事なのです」
と書かれていました。
“さいころの次の目が何かを知りたいと考えずに”
という一節にとても惹きつけられました。
自分に起きることは、自分がつくりだしている。
この日記を書き続けているうちに、その意味がじわじわとわかってきたような気がします。
さいころの次の目は自分自身がつくりだします。
次の目を先に知りたいと焦るよりも、今ここにある現実の目を大事にする。
新たな年の始まり、この日記のタイトルを再度考える時間を与えられました。
2007年、日々是好日が始まりました。
2007年、みなさんの日々是好日もスタートです!


2007年のカレンダー


年末になると、「今年も頂けるといいなぁ」と楽しみにしているものがあります。
それは、カレンダー。
ある弁護士さんが、プロ級の腕前で撮影した風景を集めた写真カレンダーです。
北海道の季節の移り変わりを堪能できます。
毎年テーマがあります。
2006年は『海辺の情景』。
1月の室蘭の“金屏風”からはじまり、12月の様似町の“親子岩”まで、
毎月その季節にあった情景を楽しむことができました。
2007年は『樹の風景』。
これもまた美しい!
絵画を写真と見まがう、そういうことは今までもありました。
今回は、写真を絵画と見まがう、錯覚するぐらい芸術的なのです。
2007年もこのカレンダーを眺めながら過ごすことができる。
なんてラッキーなんだろう!


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