学びコラム

うれしい承認


ある団体で、コミュニケーション講座の講師依頼をしてくださっていた方から、
先月、退職のご連絡をいただきました。
いつも様々なコミュニケーション関連の講座を企画されるバイタリティー溢れる方で、
一緒に楽しくお仕事させていただいていました。
その方から、
『いつもざっくりとした内容で、講師依頼したにも関わらず、
 きちんと形にしていただき、ありがとうございました』
とても嬉しい承認をいただきました。
私は、細かく指示されるより、創造の余地がたくさんあるほうが、
自由度の高いほうが、持っている力を発揮できるタイプです。
“ざっくり”した内容から、“核となる部分”を聴き取り、形にしていくプロセスは、
私にとって、とても楽しい作業のひとつです。
振り返れば、研修やセミナー・講座は、
ほぼ100%、この形式でご依頼いただいているように思います。
個人コーチングも、毎回、クライアントさんが何を話すのか、
そのときにならないとわかりません。
その場その場で、いっしょに創っていくのが、楽しくて楽しくて♪
この方とも、またいつかどこかで、一緒に何かを創りだしていければと思います。
仕事の質は、協働する人のと関係性も大きく影響します。
これからも、互いの仕事の質を高め合っていける関係を築いてきたいです。


主体性を高めるグループ・コーチング 参加者の感想


3月31日(土)、【主体性を高めるグループ・コーチング】を開催しました。
“答え”ではなく、“思ったこと”を口に出すこと自体が、主体的に対話する・行動する入口です。
入口を入って、次の一歩は、
「自分を変える」ことではなく、「今の自分を知る」ところから始まります。
少人数だからこそ、一人ひとりの思ったことをよく聴き、思ったことを話せる安全な場を
全員で創ることができました。
参加の皆さんの体験談や思っていること、溢れ出してくるものを共有しながら、
いくつかのキーワードを軸に、人間関係やコミュニケーションの視点を広げていきました。
参加の皆さんの感想です。
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○職場で悩んでいたこと、誰にも聞けなかったことが、色々な立場の方の意見を聞かせてもらって、明確なものに近づいてきたと思います。
主体的に生きる、は本当に大きな大きな自分の人生のテーマでもあります。これからの人生の様々なあらゆる面で活かしていこうと思います。また、教職においても、若い世代に伝えていきたいことでもあります。

(女性 40代)

○主体性を持っているほうが、人生に幅があり、考え方も広がると思いました。主体性を持っていると、得な感じがします。今の社会の「~~させられ感」、これ(主体性)が足りないのかなと思いました。

(K.M様 40代)

○参加前は、「主体性」というちょっと硬い響きにどうなるのかと思っていましたが、皆さんの意見を聞いて、納得することや参考にさせていただきたいことがたくさんあり、とてもよかったです。
自分の思いに素直になり、その場そのときの選択を主体性を持って楽しみたいです。

(T.C様 40代)

○自分の中で持っていた言葉にできない焦りやモヤモヤした気持ちを出すことで、少し楽になりました。もっと主体性を持つということで、我慢ではなく、選択という方向に自分を持っていけたらと思います。
人数的にも、他の人の意見が聞きやすかったし、話しやすかったです。

(U.E様 40代)

○「案外、もう大丈夫かな」という思いになりました。ある程度考えたら、区切りが来るなと気づきました。職場で何かしなきゃと焦っていたけれど、そのまま自然体でいようと思います。

(中嶋美保様)

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楽しく、学びを深めることができたことに感謝です。
ありがとうございました!


意図合わせの大切さ


今年に入って約3ヶ月に渡り、自立就業支援の事業所で、
コミュニケーション・セミナーを担当しました。
学ぶ意欲の高い人たちが集まっていて、
とても良い雰囲気の場をつくることができました。
今回は、特に、セミナーの環境づくりの重要性をあらためて実感しました。
環境を整えるには、講師の私一人ではどうにもなりません。
スタッフの方々の協力は、不可欠です。
みんなで一緒にセミナーをつくっていく、という意識を持つことが大事です。
そのために、まず必要なのは、場づくりのための意図のすり合わせです。
この部分をおろそかにすると、セミナー全体に大きな影響が出てきます。
たとえ、すり合わせがきちんと出来ていなかったとしても、
途中で、再度、しっかり意図合わせをすれば、それで大丈夫です。
そこから、みんなで知恵を出し合い、より良いセミナーを再構築していけるからです。
今回の一連のセミナーで、とても大切なことを学びました。
スタッフの皆さんと、ともに学び合う関係を築けたことも大きな収穫でした。


惜福・分福・植福


昨晩のNHK深夜便・ミッドナイトトークのゲストは、
東京大学大学院教授のロバート・キャンベル氏でした。
幸田露伴の 『努力論 (岩波文庫)』で書かれている
“幸福を3つに分ける”について興味深く聞き入りました。
3つの幸福とは、
『惜福(せきふく)』 ・・・いいことを少しずつ取っておく
『分福(ぶんふく)』 ・・・人に分けて与える
『植福(しょくふく)』 ・・・人のために福を植える
聞き覚えなので、正確でないかもしれませんが、このように話していました。
“幸福”の“幸”は、いろんな意味の“幸”を包含しています。
幸田露伴の幸福論が、私の中にある幸福の畑に、音もなく降り注ぎました。
また、キャンベル氏は、
日本語の『お裾分け』は、英語に翻訳しにくいとも話していました。
「チャリティー」や「寄付」ともまた違う・・・と。
確かに、“お裾分け”の機微を表現する、しっくり当てはまる、
外国語は存在しないのかもしれません。
昨晩のトークのテーマは、『至福のとき』。
キャンベル氏の締めの言葉、至福のときが印象的でした。
「偽りのない自分に向き合うとき」
言葉の持つ幸福感を味わったひとときでした。


主体的に生きる、ということ


私の今年のテーマのひとつは、『主体的に生きる』 です。
コーチングをはじめた少し後、2004年の後半から、
ある医療関係のNPOに、ボランティア・スタッフとして関わるようになりました。
この団体の活動のひとつに興味があって、詳しくお話を聞きたいと思い、
事務所に伺って以来、仕事(コーチング)に支障のない範囲で、
“無理しない、細~く長~く”をモットーに、ボランティアを続けています。
この団体は、昨年、大きな変化の一年となりました。
団体の大きな変化、ボランティアながらも、その渦中にいる自分を肌で感じ、
私の関わりのスタンスも再確認しておこう、と思いました。
私自身、この団体にこうして長く関わっているのは、どうしてなんだろう?
8年目に入る今年も、今までと変わりなく、
淡々と、自分の役割を果たそうと思っているのは、何があるからなのだろう?
・・・・・・・ その答えが、『主体的に生きる』 でした。
私がコーチングを通じて、人生で体現したいのは、
“自分で選択して生きる”
“被害者でなく、主体者で生きる” です。
この団体の目指すところは、
“患者が主体的に医療に関わる”
“わたしがいのちの主人公” です。
この団体を立ち上げた人や、その人と長きに渡って二人三脚で活動したきたスタッフは、
まさに“主体的に生きる”人たちです。
一貫して、主体性を発揮している人たちです。

この団体の目指すところと私の目指すところは、最終的に同じなのだ、
ということを再認識しました。
主体的に医療に関わるためには、
医療の現場に限らず、人生に起きることすべてにおいて、
主体的に生きることが必要になってきます。
8年目にして、今さらながらと思われるかもしれませんが、
コーチングを通じて、私が体現したいことと同じだったのです。
そして、今年は、“主体的に生きる”をさらに実践していこうと決めました。
まずは、主催イベントとして、
3月31日(土) 『主体性を高める グループ・コーチング』を開催します。
詳しくは、こちらをご覧ください。
http://www.a-relation.com/column/2012/02/post_215.html
ピンと来た方、ぜひご参加ください。
お待ちしています!


ヘッドセット


電話用のヘッドセットを新しいものに替えました。
電話での個人コーチングのとき、
ハンドフリー(手ぶら)でクライアントさんに意識を集中します。
古いほう、一代目のヘッドセットには、8年お世話になりました。
8年間、よく働いてくれました。 
ほんとうにお疲れさまでした。
クライアントさんたちとのコーチングに立ち会ってくれていたんだな。
あらためて、いつも一緒にいてくれた、聴き守って(見守って風に^^)くれていた
一代目ヘッドセットに心からの感謝を伝えたいです。
クライアントさんの決意や成果、そして、私の成長を、
大きな耳で、クリアな音質で、支えてくれました。
人だけでなく、快適な環境をつくってくれたもの(ヘッドセット)、
もちろん本体の電話機にも、ありがとうの気持ちで、これからも使わせてもらいます。
一代目ヘッドセット、ありがとう!
二代目ヘッドセット、よろしくね!


主体性を高めるグループ・コーチング


【主体性を高める クループ・コーチング】
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“主体性”をテーマに、“自ら率先して行動する”という観点を超えて、
さまざまな視点から、人間関係やコミュニケーションについて扱います。
少人数で、ゆったり、じっくりと気づきを深めていきます。
「主体的行動力」・「主体的対話力」を高めるクループ・コーチングです。
<こんな方にオススメ>
☆主体性について理解を深めたい
☆まわりの人や環境に振り回される
☆主体性を発揮して、より良い人間関係を築きたい
☆“主体的”と“主体的でない”の違いを知りたい
☆グループ・コーチングに興味がある
☆個人コーチングに興味があるが、まずは、グループ・コーチングを体感したい
<日 時> 2012年3月31日(土)
13:30~16:30(13:15開場)
<受講費> 5,000円
<会 場> 大阪産業創造館 6F会議室D   http://www.sansokan.jp/map/
地下鉄堺筋線堺筋本町駅下車12番出口/
地下鉄中央線堺筋本町駅2番出口 いずれも徒歩5分

<定 員> 限定 6名
(定員になり次第締め切り)
<お申込み> セミナー予約フォームからどうぞ
※メッセージ欄に「参加日」をご記入ください
チラシはコチラから ⇒ ファイルをダウンロード


コミュニケーション・ワーク☆ロール・プレイ☆グループ・ワーク


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先日、担当させていただきました
大阪府看護協会様での研修風景です。
コミュニケーション・ワーク
ロール・プレイ
グループ・ワーク
ちょっとチャレンジしながら、楽しみながらの研修です。
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いつも感じること。
それは、看護師さんは真面目だということです。
真面目に、真剣に、取り組む人たちです。
いつも思うこと。
ああ、この人たちが看護師さんで良かった、ということです。
だから、私も気持ちよく、やりがいのある仕事をさせてもらっています。
研修後、担当の方から、
「皆さんに満足のいく研修ができたようで、良かったな~って
一人しみじみ満足しています」
受講者の満足に、満足の担当者。
担当者の満足に、満足の私。
関わるすべての人に感謝の気持ちでいっぱいです。


連続セミナー、スタートしました


新しい連続セミナーがスタートしました。
いつでも、どこでも、
私は、気持ちよくセミナーを担当させてもらっています。
その流れは、今年も変わらない、そんなスタートでした。
担当の方からは、
「いつもは、自分から意見を言わない人が、
手を挙げて話すのを見て、驚きました!!」
そんな感想をいただきました。
その人のいつもは知らないけれど、
今回のセミナーでのその人も、その人そのものです。
今年も、出会う人たちに丁寧にかかわりたいと思います。
大雑把なところもある私の「丁寧さ」で。


やわらか子ども ガチガチおとな


先日、子ども英会話教室を運営するクライアントさん主催の
クリスマス・パーティーに参加しました。
レッスンを受けている子ども達の発表はもちろん、
それ以外の子ども達や大人達も、楽しく英語に触れることができるパーティーでした。
私が興味を持ったこと。
それは、
子どもは、何でも、すぐに「やってみよう!」と動き出します。
それとは対照的に、
私を含め大人は、何をするのか「頭で、ある程度理解してから」でないと動かない、
というか、動き出せないのです。
「やわらか子ども」と「ガチガチおとな」。
大きな違いを見つけました。
自分ではまだまだ柔軟性があると思っていましたが、
ところがどっこい、思考も動きも硬くなってきているのを実感せずにはいられませんでした。
いつまでも子どもの心ではいられないけれど、
時折、子どもの心を思い出しながら、動くことはできるように思います。
「とりあえず、やってみる」
とても大事ですね。


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