学びコラム

自責の人 他責の人


何か問題が起きたとします。
自責の人は、「私が悪いんだ。私がこうしたからだ」
他責の人は、「あの人が悪いんだ。あの人があんなことをしたからだ」
自責と他責のどちらがよいでも、どちらが悪いでもありません。
何か予期せぬ出来事が起こった場合、
誰もが一瞬、またはもっと長く、不安になります。
この不安感をできるだけ早く取り除きたいと思うが人の心理です。
その時、自分の考え方のクセが表れます。
その考え方のクセのひとつが、自責と他責ではないでしょうか。
自責や他責にとらわれ続けると、それがすべてになってしまいます。
例えば、
自責の人は、原因を自分に向けます。
飛んできたボールをミットですべて受けとめます。
他責の人は、原因を自分以外の人やモノに向けます。
飛んできたボールをバットですべて打ち返します。
どちらも果てしない・・・、疲れそう・・・。
道具はミットだけ、バットだけじゃない。
両方使うこともできる。
自分の足で走ることもできる。
他も道具を引っ張り出してくることもできる。
みんなであれこれ使うこともできる。
ほかにもいろいろある。
いろいろあっていい。
そう考えると、不安感も和らぎます。
それもある。これもある。
360度の可能性にベクトルが向けられると、ほどなく解決へとつながります。


扉の向こうの扉


私の仕事のメインは、個人コーチングです。
次に、コーチング研修。
その次は・・・特にありません。
大好きなコーチングにエネルギーを注げる環境を整えてきました。
最近、ひとつ仕事が加わりました。
「文章を書く」
それも、大好きなコーチングのことを書かせてもらえるのです。
私の中には無数の扉があります。
「コーチング」というひとつの扉の向こうには、たくさんの扉があります。
たくさんの扉のひとつ 「文章を書く」の扉が開きました。
その向こうには、どんな扉があるのだろう?
自分のことだけれど、わからない。
それがワクワクして楽しい。
一歩を踏み出すスリリングさも体感しながら・・・。
誰もが持っている扉の向こうの扉。
扉の鍵を持っているのは自分。
扉を開くのも自分。


オバマの演説とオバチャンの質問


昨日、本屋さんでの出来事。
店員さんに話しかけるオバチャン。
オバチャン 「昨日のオバマの議会演説の本ある?」 → オバマ議会演説
店員さん  「・・・・・」 (一瞬頭が真っ白に。その後、高速回転中)
     
        「・・・・・」 (さらに高速回転中!!)
        「昨日の演説ですか・・・まだ本になるとも決まってないと思いますが・・・」
       
オバチャン 「あの演説、聴いた?ものすごい良かったわ~。出たら取っといてな!」
そう言い放ち、オバチャンは行ってしまいました。
オバチャン・パワーの余韻とともに取り残された状態の店員さんは、
「昨日のオバマの議会演説の本かCD出るとも決まってないけど、
取っといてほしい言うてる人いるから、気をつけておいてくれる?
あんまり詳しいこと聞いてないんだけど・・・」
発注部署に電話していました。
+++++++
前職のホテル勤務で、いろんな人にいろんなことを尋ねられ、
何を聞かれてもあまり動じないつもりでいましたが、
今回はちょっとたじろぎました。(私が質問されたわけじゃないのに)
本屋さんでも突拍子もないことを尋ねられるものなんですね。
それにしても、店員さんの頭がフル回転している状態と、
オバチャンの当然あるはずだと言わんばかりの物言いの妙味。
コミュニケーションのおもしろさをあらためて実感しました。
私もあの店員さんに尋ねてみよう。
「一昨日のオバマと昨日のオバチャン、どっちがパワフル?」
冗談ですわよ。


『いきいきスマイル 2009冬号』 “コーチング講座” 連載中


昨年秋号に引き続き、総合生活情報誌 『いきいきスマイル』(編集・企画/毎日新聞大阪センター 取材協力/川村義肢株式会社)にて、コーチングのインタビュー記事を掲載いただいております。
今回は “ストレス”をテーマに、コーチングの視点からお話させていただきました。

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古いメガネと新しいメガネ


古いメガネのフレームだけを替えようと、いつものメガネ屋さんへ。
このメガネは2度の化粧直しをしています。
はじめはフレーム付きで使っていましたが、
その後、フレーム無しにしたので、耳に掛ける部分はレンズに穴を開けています。
レンズは傷んでいないけれど、レンズに穴が開いているので、
ちょうど合うフレームを探すのが難しく、あったとしても今とそんなに代わり映えしない。
そう言われて、それもそうかなとあきらめモード。
探してくれないのかな? 
取り寄せでもいいのにな。
心残りモード。
とりあえず、洗浄して緩みを修正してもらいことに。
メガネの洗浄中、その時掛けていたメガネも洗浄のため渡しました。
すると、掛けていたメガネをなにやら詳しく調べ始めました。
「レンズの皮膜が波打っていますね。ここ、わかります?
このレンズ交換させてもらいます」
無料で交換してもらうことになりました。
買ってちょうど1年ぐらいだったので、保障期間中?だったのか、
一応長年に渡る顧客だからの対応なのかは確認していないのでわかりません。
古いメガネのフレームを替えに行ったところ、
掛けていた新しいメガネに問題が見つかり、直してもらう。
古いメガネのリフレッシュ計画は頓挫しましたが、
新しいほうのメガネの欠陥を見つけることができ、作り直してもらえました。
古いメガネのことだけで終わっていたら、顧客対応の点数はマイナスでしたが、
新しいメガネのことがあったから、点数もプラスに転じました。
サービスや対応の評価は、ひとつの事柄で決まるのでなく、いくつもの対応や言葉がけなど
トータルで決まるものだと今回のことで身にしみました。
どこかひとつでもいい加減な感じを与えてしまうと、トータルに反映されることはマチガイなし。
他人事ではなく、わが身に置き換え、考えます。


聞き上手は一日にしてならず


最近読んだ本をご紹介。
人の話を聞く名人に、話の聞き方について聞いてみよう、というコンセプトの、
聞き上手は一日にしてならず (新潮文庫)
さまざまな分野で活躍する、聞くことを仕事にしている人たちのインタビュー本です。
黒柳徹子、田原総一朗、ジョン・カビラ、糸井重里・・・・
最後の刑事まで、どの人物の話も、聞くコツのヒントが満載です。
たまたま今日お昼にテレビをつけると、
『徹子の部屋』が34年目に入った記念特別番組でした。
この本では、黒柳徹子のインタビューで、
『徹子の部屋』の準備や収録の際、気をつけていることなどを、
ちょうど読んだところだったので、興味深く観ることができました。
今までは番組時間の30分を楽しんで観ているだけでしたが、
今日は見えない部分も見えているように、勝手に下準備を想像しながら、
楽しく観れました。
タイトル通り、聞き上手は一日にしてならず。
良い仕事をするために、当たり前のこととして、誰もが努力しています。
人の話を聞くということは、その人を尊重すること。
“努力”というより、むしろ“尊重”。
私も人の話を聞く仕事人の端くれとして肝に銘じます。


自分らしさ ~看護師コーチング研修 10


ある総合病院でのコーチング研修の2年目。
ついに今週、2年目最後の日を迎えます。
30時間以上のときをともに学んだ仲間たち。
笑いあり、涙あり、真剣さあり、躍動感、静寂 ・・・かけがえのない一瞬一瞬。
楽しみながら、チャレンジ!
常に念頭に置いて進めてきました。
一人ひとりの個性や強みが、回を増すごとに浮かび上がってくる。
一人ひとりが価値観が、ひとつの目標で結ばれる。
これから何が起きるのか楽しみです。
コーチングの集合研修が終わるということは、
一人ひとりの中に蒔かれたコーチングの種が芽吹く始まりでもあります。
最後のひと蒔きは、“自分らしさ” という種を。


おためごかし


ある小説の中に、
『おためごかし』という言葉が出てきました。
おためごかし (御為倒し)
今までにもこの言葉を耳にしたことはありますが、その意味を知らないことに気づきました。
こういう意味だそうです。 はてなキーワード ↓
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%AA%A4%BF%A4%E1%A4%B4%A4%AB%A4%B7
人と人の会話を聞いていて、
これってまさに『おためごかし』だなと思う場面に遭遇。
しかし、当人は気づいていない。
いや、気づいているのかも。
おためごかしは、なかなか賢く、巧妙です。
一見、あなたのためよ。
実は、自分のためなのよ。
人のためと自分のためは、
くっきりはっきり区別できるものでもないよな気がします。
人のためと自分のためは、
複雑に絡み合っているよな気がします。
“おためごかしを言ってはいけない”
しっくりしない。
おためごかしは、人間らしさの表れのひとつじゃないでしょうか。
“おためごかしなんかも言えちゃいます!”
こちらのほうがしっくり落ち着きます。
おためごかしを言うことも人間らしい才能だと捉えると、
なんだか人って豊かです。
そんな感じしませんか?
ま、モノには限度というものがありますが。

 


女性も地図を読めます!


NHKスペシャル 『女と男~最新科学が読み解く性~』シリーズが今おもしろい。
第1回目のテーマは、惹かれあう二人、すれ違う二人
第2回目のテーマは、何が違う?なぜ違う?
1回目では、
男性は結果重視、女性はプロセス重視、ということが分かりました。
男性は目標を達成する能力に優れ、
女性はチームをまとめるコミュニケーション力があるとのことです。
2回目では、
問題解決のプロセスの違いを知ることができました。
男性は、問題を解決するために、優先順位をつけ、一つずつやって解決する。
女性は、同時にいくつものことをやりながら問題を解決する。
やっぱり私も女でした。
同時にいくつものことをやりながら、最終的にはすべてが結びつく・・・のが好きです。
関係ない話のような気もしますが、本を読むのも1冊ずつ読み終えていくタイプではありません。
読むペースは違えども、常に何冊かを交互に読み、最終的には読み終えます。
話を本筋に戻して、
プロセスを大事にする女性はひとつのやり方を強要されることを嫌います。
反対に、男性はこれが唯一の解決方法だ、と示されることを好みます。
企業に提案する時、決裁権を持つ人が男性なら、ひとつの提案を強く主張する。
決裁権を持つ人が女性なら、提案の選択肢をいくつも出す。
アメリカには、こういう方法をコンサルティングしている会社もあるようです。
また一般に、女性は地図を読むのが苦手とされていますが、それも違うようです。
男性は空間感覚が優れているため、記号や数字で地図の空間を読み取れます。
女性は記号や数字で感覚をつかむのが苦手な代わりに、
記憶や目印があれば地図を読み取り、目的地にたどり着くことができます。
男性は記憶や目印では、目的地に到着する時間がかかる、
または到着できないという結果でした。
女性が地図を読めないのではなく、今までの測定方法が男性向きだったのです。
男女の性差だけでなく、個人差も含め、
お互いに苦手な部分を補い合える関係を築く。
これが理想ですね。
日曜日に第3回目が放映されます。
テーマは、男性が消える?人類も消える?
こちらも興味津々。


コーチングは笊(ざる)


コーチングは笊(ざる)の役割があるのでは?
最近つくづく感じます。
自分にとって今、何が問題となっているのか?
コーチングという“ざる”は、
問題だけを残し、他のものは網の目を通り抜けていきます。
問題のみ、ざるに残ります。

自分の中にある、何を大切にしたいのか?
コーチングという“ざる”は、
大切なものだけを残し、他のものは網の目を抜け落ちていきます。
大切なもののみ、ざるに残ります。

コーチングという“ざる”は、
自由自在に変化するフィルターのようなもの。
誰の中にもある“ざる”をうまく使っていきましょう。


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