学びコラム

人間本来のスピードとは


人を育てる立場の方とお話していると
対象の相手に「考える力をつけてほしい」と
思っておられるのをよくお聞きします。

考える力が弱くなっているのでしょうか?

私は、考える力の前に、
考える機会が少なくなったと感じています。
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世の中のいろんなことのスピードが、年々加速しています。

速くなることで、より便利に快適に楽に暮らせるようになりました。

「時短」という言葉は、スピード化の象徴だと思います。

何事にも両面あるように
スピードが速くなることにも、メリットとデメリットの両面があります。

スピード化のデメリットとして失いつつあるのが
「考える」ということです。

生活面では、それほど考えなくてもスムーズに進むことが増えました。

よく考えなくてもよい。
深く考えなくてもよい。

様々なちょっとしたことがより便利になって
考える機会が大幅に減りました。

そんなに考えなくても、日常生活が送れてしまいます。
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「考える力をつけてほしい」「自分で考えてほしい」と思っても
相手も私たちも、よく考える機会が少なくなっているので
すぐによく考えることができない、とも考えられます。

すぐに、その場で、よく考えてほしいと思ってしまうとすれば、
この考え方自体が、スピードが速くなっている象徴です。

また、私たちは、「よく考えることができない速さ」のなかで
仕事をしているのかもしれません。

人間が生み出した世の中のスピードは
人間本来のスピードとは違う気がしてなりません。

人間という「動物」
「動く物」本来のスピードについてよく考えることが必要だと思います。


新人看護師さんへ敬意を込めて


先日は、ある病院での新人看護師さんの研修の2回目でした。

1回目から半年経っての2回目の研修です。

一目して、新人さんそれぞれの佇まいから
成長が伝わってきて頼もしく感じました。

研修を進めていくと、半年前と現在の
個々の変化がよく分かり、さらに成長を感じることができました。

新人さんたちは、コロナ禍の過酷な状況を乗り越えて
今ここにいるのだと思うと、感慨深く、さらに成長を支援したいと
胸を熱くして研修を担当させていただきました。

コロナ禍の医療現場の厳しさを経験し、
今もその渦中で働く新人看護師の皆さんに
敬意を込めて心からのサポートを今後も行っていこうと思います。


頭の中の風船


頭の中に、風船が2つあるとします。

一方の風船は、ポジティブな考えが入っています。
もう片方の風船には、ネガティブな考えが入っています。

ポジティブなことを考えれば、
ポジティブな力が吹き込まれ風船が膨らみます。

ネガティブなことを考えれば、
ネガティブな力が吹き込まれ風船が膨らみます。

自分の頭の中の2つの風船。
それぞれの大きさは? バランスは? 状態は?

目に見えないポジティブ思考とネガティブ思考も
風船をイメージすれば、可視化しやすくなります。

たまには、頭の中から2つの思考の風船を取り出して
客観的に眺めてみるのはどうでしょう?


建前を本音と誤解して進むと…


仕事でもプライベートでも日常生活のなかで
何か物事を行うとき
あれっ? よくわからなくなってきた・・・
そんな経験はありませんか?

そういうとき
これは「本音」から?それとも「建前」?
とチェックしてみるのをおすすめします。

と言うのも
「建前」を「本音」だと誤解して進んでしまうと
わからなくなってくるからです。

建前とは、表向きの考え。
本音は、本心。

「人のため」と思ってやっていることが
なかなかうまく進まないのなら、
一度自分を疑ってみましょう。
一時、容疑者扱いしましょう(笑)

これって、本当に人のためだと思ってやってる?
本当に人のためになること?

自問すると
建前なのか? 本音(本心)か?
“本当のところ”が見えてくると思います。

よくわからなくなってきた…
そんなとき、この視点から考えてみるのもひとつです。


感情と上手につきあうメンタルヘルス・セミナー


11月開催のセミナーをご案内します。

プラスの感情の時間を味わうことで
マイナスの感情とのつきあい方を考えることができます。
ご参加お待ちしています。

【感情と上手につきあうメンタルヘルス・セミナー】
~気分よく穏やかな笑顔で過ごす時間を増やしませんか?~

楽しい・うれしい・安心などの感情は心を健やかに保ちますが、
イライラ・怒り・落ち込むなどの感情が長引いたり頻繁だと
心身の負担になります。

後者の感情をコントロールしたい、うまく対処したい、なんとか変えたい、
そう思いながらなかなかできないのは、
その感情が習慣になってしまっているからです。

対話やワークを通じて、習慣の外の世界に目を向け、
習慣化した感情の外に出ることができる可能性を一緒に体感しましょう。

初対面でも話しやすい安心感のある場です。
参加者全員でなごやかに交流しながら進めます。
普段着でお気軽にご参加ください!

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私たちは嫌なことを話すと気分が悪くなります。
物事や人間関係がうまくいかないと気分がよくありません。

しかし、私たちは普段よい気分でいることに慣れていません。
そのため、気分が悪くなっていても、気分が悪い状態だと気づかない…。
ましてや、その感情が習慣になっているとは思ってもいません!!

このセミナーで、“よい気分でいる”時間を体験し、
感情と上手につきあっていきましょう。

<セミナー内容>
☆気分よく穏やかに過ごすためのコミュニケーション・ワーク
☆習慣になっている感情を知る
☆習慣化の外に出るためのコミュニケーション

<こんな方におすすめです>
・自分の感情を客観視したい
・負の感情の習慣を変えたい
・日常にリラックスした時間を増やしたい
・安定した心の状態を保つことで、他者との関係づくりに活かしたい
・他者の感情に対応できるようになりたい

<日 時>
11月19日(土)14:00~16:00
11月26日(土)14:00~16:00
※両日とも同じ内容です。参加日をお選びください

<会 場> オンライン(Zoom開催)
※カメラ・マイクをオンにしてご参加ください
※主催者からの招待リンクをクリックするだけで
どこにいてもパソコンやスマホから参加することができます
※接続がご不安な方は、当日または数日前に試行もできます
試行のご希望日時もお気軽にお申し付けください。

<定員> 各日 6名

<参加費> 各日 3,500円(税込)

<お申込み> セミナー予約フォームからお申込みください

※お申し込み後、メールにて参加費のお振込先をご案内いたします
※各開催日の2日前までにお申し込みください

☆セミナーのチラシPDFはコチラをご覧ください


笑顔を想像する!


仕事は楽しいですか?

特に、ルーティンワークは作業になりがちです。
ただの作業になってしまうと、仕事の楽しさを感じにくく、
モチベーションの維持が難しくなります。

そんなとき、こう自問してみませんか?

「この作業をすることで、誰を笑顔にしているのだろう?」

誰の笑顔につながっている作業なのかを「想像する」のです。

特に事務作業は、お客さん(その先にいる人)の顔が見えません。

見えないお客さんを想像する。
どんなふうに役に立っているかを想像する。

目に見えない誰かのことを想うと、作業が仕事になります。

そうすると、仕事が楽しくなります!


相互理解を深めるコミュニケーション・セミナー【参加者の感想】


9月10日・17日に主催セミナー
よりよい人間関係を築くための【相互理解を深めるコミュニケーション】
を開催しました。

地味なテーマですが、“理解”は人間関係の土台となります。

そもそも人間関係の問題を引き起こさないための大元のところをテーマにしました。
大元をしっかり見れるようになれば、問題自体が起きにくくなります。
たとえ、問題が起きたとしても、自分自身で対処していけるようになります。

今回は、大阪だけでなく関東や東北からもご参加いただき、
初めましての方々同士全員で和やかにお話しながら、
いつもと違う視点から「相互理解」の理解を深める時間となりました。

以下、ご参加の皆さまの感想をご紹介します。

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<セミナーを通じて、気づいたこと、得たものは何ですか>
・距離感はコミュニケーションの仕方で変えられる。自分が距離を作ってしまっている、というのはかなりインパクトがありました
・相手を思いやる気持ちをわすれず、相手を理解することの大事さ。自分自身を認めてあげる事で、思いやる気持ちや、心のゆとりを持つことができる
・苦手な人ほど好奇心を持って接すること、自分を理解してもらうには相手を理解しようとする姿勢が大切であるということ
・相手の可能性に焦点をあてること、言葉の背景を聞いていくことが大切であること
・自分のしんどさやいやだなぁと思う負の気持ちばかりにとらわれてましたが、視点を変えたらまだ違うアプローチは出来そうかなと思いました

<今日の気づきや学びをどのように活かそうと思いますか>
・相手が変わるのを待ったりするのではなく、自分の考えや行動を変える必要があると思いました。嫌われてないかな?とネガティブに考えるのではなく、ポジティブな可能性を考えて積極的になろうと思いました。
・まず、「今の自分を認める」「相手に向き合ってみる」「話かける」をやってみます
・苦手な先輩に自分から近づいて行けるようにしたい。また後輩と接する時にも相手を理解する姿勢で接して行きたい
・相手の理解を深めることは難しいことですが、心の持ち方を意識して関わっていこうと思いました
・いったん冷静になって視点を変えてみようと思います

<その他、感想やご要望など、ご自由に>
・今回、オンラインセミナー自体初めてで、最初戸惑い、ご迷惑をおかけしましたが、皆さん暖かい方々で、全体を通して非常にためになるセミナーでした。ありがとうございました!
・久しぶりに自分に向き合って考えられたので、いいきっかけができました
・自分では今まで気づいていなかった事に気づくことができたのでセミナーに参加して良かったと思っております。また参加して色々な方のお話を聞いて新たな気付きを発見していきたいと思います。貴重なお話をありがとうございました。
・今回も学びが多くありました。気分転換もできましたし、定期的にセミナーに参加させてもらうことで、自分の関り方の振り返りもできるような気がします。なにより、浜ちゃんに会えて嬉しかったです。ありがとうございました。
・ZOOMに慣れず、戸惑いもありましたが楽しかったです

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ご参加ありがとうございました。

可能性に焦点を当て続けましょう!


ハリスおばさん パリへ行く


小学5,6年生の頃、夢中になって読んだ本があります。

ポール・ギャリコ著『ハリスおばさん パリへ行く』です。
(「国会へ行く」「ニューヨークへ行く」などシリーズあり)

図書室のどの棚にあったかも鮮明に覚えているほど
当時の私は、ハリスおばさんが大好きでした。
と言っても、ストーリーはすっかり忘れています。
しかし、とても面白くて元気なおばさんだった、ということは忘れていません。

ハリスおばさんのイメージが全然違ったらどうしよう?
夢中になった思い出が、ガラガラと音を立てて崩れ落ちるのを怖れながらも
うん十年のなが~い時を経て、『ハリスおばさん、パリへ行く』を
もう一度読んでみることにしました。

面白くて読むのが止まりませんでした(笑)
当時と同じ、ハリスおばさん最高です!

読み終えて、子どもの頃、どうしてあんなにもハリスおばさんが好きだったのか?
その理由がはっきりしました。

それは、ハリスおばさんは、私の大切にしている「価値観」を体現していたからです。
(価値観とは、その人が何を大事にしているかということです。
その人の行動などに影響を与えるもので、子どもの頃に形成されると言われています)

ストーリーをおおざっぱにまとめると、
家政婦のハリスおばさんが、クリスチャン・ディオールの洋服を買いに
パリに行くお話です。人との触れ合いを通じての冒険物語です。

「冒険」は私の大切にしている価値観のひとつです。
会社員を辞めて、コーチになったのも「冒険」の表れのひとつだと思います(笑)
だから、ハリスおばさんの冒険にワクワクします。
その冒険には、人と人との交流があります。

小学生の私は気づいていたのかどうか分かりませんが
ハリスおばさんのいちばんの魅力は、何と言っても
「あたたかい人間関係」を織りなすところです。

ハリスおばさんのありのままの姿や言動という毛糸玉が
いろんな人のところに転がっていき、そこで何かを紡ぐように編んでいき、
まわりの人たちがあたたかい気持ちになります。
人間味溢れる人柄のおばさんのまわりに、あたたかい人間関係が広がっていきます。

そういうハリスおばさんに惹かれたのだと思います。

これから、何かを選択するとき、決断するとき、
「ハリスおばさんだったら、どうするかな?」
自分にこう問いかけて冒険したいと思います。
ハリスおばさんが指針となってくれると本当に心強いです。
おばさん(私)の冒険を、ハリスおばさんに応援してもらいます!笑

…………
子どもの頃、夢中になった本を読み返してみませんか?
あなたの大事にしている価値観に気づくきっかけがそこにあるかもしれません。

子どもの頃、夢中になった遊びのなかに
あなたの大事にしている価値観に気づくきっかけがあるかもしれません。

今、夢中になっていることに
あなたの大事にしている価値観が表われているのかもしれませんね!


耳は閉じることができない


「目と口は閉じられるけれど、耳は閉じることができない」
と聞いたことがあります。

言われてみれば、確かにそうです。
目はまぶた、口は唇で閉じることができますが
耳にはフタがありません。

「私は耳たぶを自在に操って耳栓できますよ!」
という人は例外として…笑

それに、最後まで残る感覚は「聴覚」と言われています。

また、お母さんのお腹にいる胎児のとき、外の音は聞こえているそうなので
「聴覚」が先に発達するということでしょう。

そんな閉じられないはずの耳ですが、
人の話を聞かないときもあります。

あれれっ? 耳にフタしてる??

耳にはフタはできないけれど、心にはフタができてしまいます。
心にフタをして、耳を閉ざします。

_______
・耳は閉じることができない
・最後まで残る感覚が聴覚
・先に発達するのが聴覚
_______

これらの点からも、
生きていくうえで、聞くことはとても重要なことですよ、
だから、もっとよく聞きなさいよ、
人の話もよく聞きなさいよ、ということだと思えてきます。

よく聞くために、
私たちは「好奇心」という「心」を備えています。

人の話を聞くのは、相手を理解するためです。

理解しようとする心に、「好奇心」という心をプラスすると
もっとよく聞こうとする心の姿勢が生まれます。

好奇心を持っていると、心にフタはできないです。
好奇心は、心のフタを吹き飛ばします!


こだわる?ゆるめる?


物事がスムーズに進まなかったり、うまくいかなかったり、
そういう経験は、誰にでもあります。

うまくいかないときは、
必死になってうまくいかせるための答えを見つけようとするよりも、
「今のわたしって、視野が狭くなっていないだろうか?」と自問します。

視野が狭くなっているときは、そのことにも気がつきにくいものです。
そこで、さらに自問します。
「自分の考えに固執していないだろうか?」
「わたしは、何にこだわっているのだろうか?」
「このこだわりは、本当に必要なものだろうか?」

こだわりが強いと、視野が狭くなります。
進む道が見えにくくなります。
道を見失うこともあります。

こだわりすぎると、うまくいかなくなります。

こだわりをゆるめると、見えてくるものがあります。
それって、視野が広がる、ということですね!


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